2003年に16歳でミスマガジンでグランプリを獲得し、その翌年には第42回ゴールデン・アロー賞でグラフ賞を受賞するなど、スレンダーなボディーと小悪魔系フェイスが受け、グラビア界を席巻した岩佐真悠子ちゃん。
近年では、女優業をメインとしてグラビアから距離を置いていたが、5月20日にワニブックスより5年ぶりとなる写真集『Mayuko1/4』を発売するという。発売に先駆けて公開されたカットでは、一糸纏わぬ妖艶な肢体を披露しており話題になっていた。
そんな彼女が、写真集に収録しきれなかったカットも盛り込んだ写真展を、5月17日~20日まで原宿のラップネットシップで開催している。実は今回が真悠子ちゃんにとって初となる写真展だ。会見では、久々の写真集の意気込みを語ってくれた。
エメラルドグリーンのパンツルックに身を包み登場した真悠子ちゃん。かつての小悪魔は、歳を重ねさらにオトコを惑わす妖艶な色気を出すオトナの女性へと成長を遂げていた。前出の通り、写真集を出すのは約5年ぶり。なぜこんなにも期間が空いたのだろうか?
「特に理由はないといえば、ないんです。でも、16歳でデビューして、グラビアを経験し、いろいろ私の中でやり尽くした、悪く言えば飽きてしまったんです。新しいものが自分の中で、生まれないなというのがありました。また、女優業の方向に専念したいという気持ちがあったからですね」
なるほど、女優業で充実した5年間だったようだ。そのぶん、久しぶりに取り組んだ写真集には、彼女自身も打ち合わせに積極的に参加するなど、かなりの熱の入れようとなっているという。
「毎回撮影のたびに打ち合わせと飲みに行ったので、意思の疎通が取れたのではないかと思います。今回はあえて、グラビアをメインにしているカメラマンさんじゃない方に撮影をお願いしたんです。だから、今までの写真集とは撮り方も違っていますね。ちょっと出し切った感があるので、今はラスト写真集といった気持ちです」
今までのグラビア写真集とは一風変わった現場だったようだが、さほど混乱をすることはなかったという真悠子ちゃん。これには彼女のグラビアに対する心持ちが変わっていることもあるのだろう。
「25歳になり、落ち着き、怒ることがほとんどなくなりました。こう言うとスタッフの方は失笑するんですけどね(笑)。10代の頃は、『言われたことをこなす』という感覚があったんです。よくわかんなかったというのもあるんですけど。今は大人になったので思慮深くなり、提案されたものを自分なりに掘り下げたりするなど、ちょっとしたことが変わった。その結果だと思います」
成長の影には、恋愛面のアレコレも影響したのだろうか?
「あはは。今は落ち着いた恋愛がしたいですね。仕事もプライベートも経験を積みましたから」
う~む、いろいろあったんですね。最後に自身の恋愛について、語ってくれた真悠子ちゃん。今回は写真展とともに発売記念イベントも予定されており、5月20日には福家書店新宿サブナード店にて行われるそうだ。数々の話題の映画、ドラマ、舞台に出演し、活躍の場を広げている女優・岩佐真悠子。成長しつつある彼女の魅力を肌で感じるためにも、握手会へ足を運んでみては?
(文=ネズミ親父/撮影=黒清)
◆岩佐真悠子 オフィシャルブログ
美しい……