鈴木亜美の「お泊まり愛”発覚”」は、ベストアルバムの宣伝のため!?

suzukiami1104.jpg※画像は鈴木亜美『Supreme Show』より

 11月4日発売の「FRIDAY」(講談社)で、歌手・鈴木亜美(29)と12歳年上男性の熱愛が報じられた。お相手は、今年の夏ごろに知人から紹介され知り合ったという都内の飲食店に勤務する男性で、10月中旬、相合い傘でデートする様子が掲載されている。ふたりは連日のように逢瀬を重ねており、鈴木のマンションでの連泊や香川・小豆島への旅行から共に帰宅したとも報じられた。

 鈴木は、1998年に『ASAYAN』(テレビ東京)の「ヴォーカリストオーディション・ファイナル」で1位を獲得し、小室哲哉プロデュース「love the island」でメジャーデビュー。99年にはファーストアルバム『SA』が約180万枚を売り上げるヒットを記録、シングルでも「BE TOGETHER」、「OUR DAYS」がオリコンウィークリーランキング1位に輝き、年末には紅白歌合戦に出場するなど一躍トップアイドルに成長した。その勢いは翌年も続き、2枚目のアルバム『infinity eighteen vol.1』は100万枚を突破し、全国アリーナツアーも敢行した。またNHKのドラマ『ドラマDモード深く潜れ~八犬伝2001~』に出演するなど、ミュージシャンとしての枠を越え、マルチに活躍していた。

 しかし人気絶頂の最中、00年末に所属事務所の脱税が発覚し、契約解除を求める鈴木の両親とのトラブルに発展。契約はレコード会社のソニー・ミュージックレコーズも含めた契約だったため、契約終了の確認を求め協議したが、話し合いは決裂し裁判沙汰になっている。これを受け鈴木は、02年に個人事務所「AMITY」を設立している。レコード会社ともめているため、CDの発売はできなかったが、同年に文藝春秋から写真集『亜美’02夏』、03年にはDVD付き写真集『ami book』を発売するなど、”芸能人”としての活動は継続していた。

 裁判は、03年11月に和解という形で終結した。音楽活動が再開できるようになった鈴木は、04年4月に約4年ぶりとなる新曲シングル「強いキズナ」と写真集をセットで発売する。05年からは音楽活動に重きを置くためか、レコード会社のエイベックスに所属し、現在も同事務所に在籍している。

 この熱愛報道についてエイベックスは、「もう、いい年ですし、プライベートは本人に任せてあります」とコメントを出しており、このまま行けば結婚までも見えてきそうだが……。

「こちらの記事は少々不可解な気がします。言い方は悪いですが、鈴木亜美はすでにオワコン(「終わったコンテンツ」の略)でしょう。いくら記者の元に鈴木の恋愛の情報が入ってきたとしても、張り込んだりするほどではないでしょう。相手がこれまでウワサされたジャニーズの滝沢秀明や俳優・小池徹平ならば、話はまったく違ってきますが……」(芸能記者)

 確かに鈴木は、エイベックスに移籍してからもコンスタントに楽曲をリリースしていたが、オリコントップ10に入ったのは、移籍第1弾シングル「Delightful」と第2弾「Eventful」のみだ。確かに全盛期の人気はすでにないことは、誰もが認めるところだろう。そうであればこそ、今回の熱愛報道には裏があるのではないかと記者は続ける。

「もしかすると、事務所と本人の意向による意図的なリークの可能性もありますよ。鈴木は12月にエイベックスに所属してからリリースしたシングルを収録したベスト盤アルバムを発売します。この報道が出たことで、他媒体も鈴木がイベントなどに出演した際には、コメントを取ろうと集まってきますからね。記者に『ベスト盤を発売することも入れてくれ』と頼めば、十分なPRとなるでしょう。もちろん、ここまで仕掛けても売れなければ、会社としてはこのまま結婚・引退してもらっても構わないという意図もあるかもしれないですね」(前出・同)

 トップアイドルだった鈴木もいまやアラサー。記事では今年から一人暮らしを始めているとあったが、早々に男性を連れ込むところをみると、「alone my room」に耐え切れなかったのかもしれない。彼女が結婚へ突き進むか、アーティスト活動を続けるかはベスト盤発売後に分かるだろう。
(文=明日春人)

『BEST ALBUM(仮)(DVD付)』

 
これは売れるのかしら?

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