ほしのあき・熊田曜子・小林麻耶etc 島田紳助に”ロックオン”された女性たち

 追い出されるように芸能界から引退した島田紳助には、これまで数多くの女性タレントとの不倫がささやかれていた。しかしそのウワサとは裏腹に、スキャンダル写真が表に出たことは数えるほどしかない。彼がツーショット写真を掲載されたのは、1989年に「フライデー」(講談社)で報じられた渡辺典子との東京滞在用マンションでのお泊まりデートのみだ。07年「週刊文春」(文藝春秋)で、熊田曜子との沖縄旅行が報じられた際には、写真は掲載されていなかった。

 数多くウワサが出たにもかかわらず、週刊誌でも取り上げられなかった紳助のツーショット写真だが、11年ぶりに今回「女性自身」(光文社)が掲載している。お相手は20代前半のミニスカートのスレンダー美女で、撮影されたのは09年。紳助は渡辺典子との不倫報道以降スキャンダルを過度に警戒し、番組スタッフを総動員した厳戒態勢をとることもあったというのだから、この写真の希少性は分かる。また記事では、今まで表立って報じられることがなかった紳助の番組私物化にまで話が及び、”紳助が愛した女”というカタチで実名掲載されている。

 司会者というポジションを盾に、番組の企画構成にも関わっていた紳助は、アシスタントや出演者の起用にも多大な影響力を持っていたという。お気に入りのタレントができるたびに、番組に呼んでいたようだ。記事中では、ロックオンされ番組に招集されたタレントとして、矢口真里、安田美沙子、山口もえ、大沢あかね、そして5月12日に自殺した上原美優の名前などが掲載されている。

 特に人気モデル・ヨンアなどは、スタッフを介してラブコールを送り『紳助社長のプロデュース大作戦!』(TBS系)では紳助の秘書という立場で、レギュラー出演まで決定している。それ以前にも松下奈緒を気に入り、番組内で1泊2日の淡路島デートまで企画していたというのだから、事実であれば、公私混同の極みと言えるかもしれない。

「島田紳助が、自身のお気に入りしか使わないことは有名でした。スキャンダルやウワサを振り返ると、彼が司会を務めるアシスタントやレギュラー出演者ばかりでしたね。そして、自身が飽きると干してしまうのも彼のやり方でした」(業界関係者)

 08年には寵愛を受け、番組に出演していたほしのあきが六本木のバーで、「私を捨てた」と泣きながら抗議したとも報じられていた。前出の関係者は、これから紳助の過去のスキャンダルが噴出するのではないかと話す。

「紳助が今までスキャンダルや不倫を報じられなかったのは、彼の力が大きかったからです。会見時は、今までは好き勝手に週刊誌などで報じられても訴えることもできなかった。会見後は一般人になるため、ウソを書かれたら告訴する気持ちでいると言っていました。あれは、裏を返せば話されたら困ることが多々あるということ。今後、紳助との逢瀬を重ねたタレントの告白本の出版があってもおかしくないですよ」(同)

 9月5日に放送された『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)で、東野幸治が島田紳助の名前を出した際、司会の羽鳥慎一は「誰!?」と名前を出さないよう懇願しているかのような強い口調で問い返すシーンがあった。一部テレビ局では、すでに紳助の名前自体がタブーとなりつつあるようだ。あのような引退とはいえ、一時代を築いた紳助の力は完全にはなくならないものだ、という見方も一部ではあったが、テレビ局側は早々に彼に見切りをつけたようだ。権力を失った彼のスキャンダルが、今後も週刊誌をにぎわすことは間違いなさそうだ。

(文=股介権三郎)

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