少女時代が宗教イベントでライブ! 日本での活動に暗雲?

 先日、俳優の高岡蒼甫がTwitter上で”フジテレビの韓国推し批判”をツイートしたことで大きく話題となったが、日本における韓国ドラマの放送時間は現在、主だったところでフジテレビが月40時間、続いてTBSが月20時間、と、今や日本のテレビで韓国ドラマを目にすることは当たり前となっている状態だ。

 ドラマだけでなく音楽業界においても、8月15日付オリコンシングル週間ランキングで9位には、韓国の4人組アイドルグループSecretの日本デビュー曲『Madonna』、また10位には韓国の5人組男性グループSM☆SHの『Bounce★up』がランクインしており、韓国のグループや歌手の楽曲がオリコンに登場することは、もはや日常化しているといっても過言ではない。

 今や日本の侵略に成功したともいえる状態の韓国芸能界だが、そんな中、その筆頭ともいえるアイドルグループ、少女時代についての噂がネット上で広がっている。とある一般人のブログが発端だ。

 そのブログには、8月6日に行われた「清心ミュージックフェスティバル」という統一教会が主催したイベントに少女時代が出演していたという内容が、写真付きでアップされていた。

 ブログによれば、「今年はあの少女時代が来る、といううわさで以前から盛り上がっていました」とあり、イベントに出演した少女時代はトリを務め、3曲を披露したという。他にはイン・スニ、キム・ギョンホ、ペク・チヨンなどの歌手が出演したようだ。  この「清心ミュージックフェスティバル」というイベントは、”夏季父母子女特別大役事が行われている清平修練院で”開催されたとある。今回のイベントに少女時代が出演するという情報は、既に7月半ばに別の個人ブログにもアップされていた。当日の様子について「他のアーティストとは遅れて会場入りし、さらに他の方達はMCがあったのに、少女時代は歌ってすぐに帰ってしまった」という詳細な内容がアップされているブログも存在する。

 統一教会の関連施設である「天宙清平修錬苑」のホームページによれば、「清心ミュージックフェスティバル」は、韓国にある天宙清平修錬苑で毎年夏(今年は8月5日~8月7日)に開催される「2011夏季父母と子女清平特別大役事」という行事の中に含まれているひとつのプログラムのようである。この「清心ミュージックフェスティバル」が開催された8月6日はほかにも「天正宮博物館巡礼」「大母様祈祷室祈祷会」などのプログラムが執り行われたようだ。ホームページにはさらに「清心ミュージックフェスティバル」の出演者として少女時代が一番目に記載されており、ほかにはイン・スニ、キム・ギョンホなど、噂の発端となったブログと内容が一致している。

 日本では1992年、歌手の桜田淳子をはじめとする有名人が統一教会の「合同結婚式」へ出席することが大きなニュースとなり、連日ワイドショーを賑わせた過去がある。統一教会の名がお茶の間に広く知られたきっかけとも言えるだろう。また、そのうちの1人である元新体操選手、山崎浩子が合同結婚式後に周囲の説得を受け、その後脱会を発表。この際「マインドコントロールされていた」と発言し、マインドコントロールという言葉と統一教会が強く印象づけられた。

「宗教色のついている芸能人はとかく、日本では強く敬遠されがちです。少女時代とその所属事務所は、そういった日本の事情を知った上で、日本での活動を行っているはずですし、その上で、このイベントに出演したはずでしょう。今回のイベント出演は突然決まったものでもなさそうですし、少女時代、もしくはその所属事務所などの関係者と、統一教会とのつながりが白日の下に晒されたという見方もできる。こうなれば日本で少女時代といえば統一教会、というイメージをもたれてしまうことになりかねません」(芸能ライター)  

 日本で広く”カルト宗教”として認知されている統一教会の色がついてしまうことで、少女時代の日本における今後の活動も、危ぶまれることになるかもしれない。

『統一教会 日本宣教の戦略と韓日祝福』

 
仲良く布教中

amazon_associate_logo.jpg

men's Pick Up