「キム兄怖かった」はウソ? えみり暴露本に見る元夫婦の計算

henmiemiri0719.jpg※画像は『Emiri Book』/ワニブックスより

 女優でタレントの辺見えみりが16日にファッションフォトブック『EmiriBook』(ワニブックス)を発売し、同日にこれを記念したサイン本お渡し握手会が都内で開催された。書籍の中では自宅をはじめ、私服などが公開されているほか、離婚や結婚についても語っているが、その内容が物議を醸している。

 辺見が「自己紹介のような一冊」と紹介しているこの本の中で、主に話題となっているのは元夫のお笑い芸人・キム兄こと木村祐一との結婚生活、そして離婚についてのくだりだ。

 まず当時、結婚わずか3カ月で木村に浮気をされたことについて「平気です」と強がっていたが、本心は「芸人の妻なら浮気も肥やしだと分かっていたけれど、正直、こんなに早いんですか? って傷つきました」と振り返っている。

 木村との生活については「彼は感情が表に出やすい人で、ちゃんとしてないと怒る。お店の人やタクシーの運転手さんなど、誰かに文句を言ってることが笑ってることより多くなったとき、私まで辛くなってきた」と明かし、そのような状態が続いた結果「彼のことが怖くて口をつぐんでしまった」と、当時の結婚生活に恐怖を感じていたことを伺わせている。

 これについてネットでは「やっぱ威圧感が怖いのだろうね」「でも、付き合ってる時点で見抜けると思うんだけど」「結婚するまえに気づけ」など、辺見に同情する声とともに、木村のそうした点を見抜けなかったことについての声が多く見受けられた。

 辺見が木村と離婚したのは2008年4月。結婚生活はわずか2年3カ月だった。そして今年3月、俳優の松田賢二と再婚しており、今は新婚まっただ中だ。たとえ”自己紹介のような”本であるとはいえ、再婚を果たし、幸せいっぱいの現在、過去の恋愛についてわざわざ”怖かった”と語る意図はどこにあるのだろうか。

 また、この書籍における木村についての箇所は、担当編集者によれば”木村から了承を得ている”とも言う。

「本当に木村のことが怖かったら、今でもこのようなことは書けなかったはずでしょう。それが相手方に許可を取り、了承を得てから掲載している。木村からしてみれば、もちろんいい気はしないでしょうが、女優の西方凌との熱愛も報じられていますし、過去の恋愛や過去の女の発言にこだわらない、器の大きい男だというアピールにもなる。辺見の方は、かつて、奔放な芸人との結婚生活に耐えてきた……という苦労人であることと、離婚に至る経緯について、苦労してきたのは自分だとアピールすることで、女を上げようという意図もあるのではないでしょうか。別居を切り出したのは自分であるとも綴られてますし、木村に振られたわけではないと主張しておきたかったのでは」(芸能ライターC氏)

 辺見は新しい夫、松田と2度目の結婚生活を歩み始めたばかりであり、木村は新恋人の西方と結婚秒読みという報道もある。今回の書籍はそんな状況下、元夫婦の間で”ここまでなら大丈夫”と示し合わせて世に出されたものなのではないだろうか。ここに綴られた過去の結婚生活を、元夫婦それぞれが肥やしにして、新パートナーとの人生を歩んでいってほしいものである。

『キム兄の人間設計図』

 
設計ミスがありそうな気も……

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