平野綾、音楽活動休止のウラ事情

hiranoaya0530.jpg※画像は『AYA MUSEUM』/ランティスより

 アイドル声優の平野綾(23)が、音楽活動を休止するとTwitter上で発表した。25日にベストアルバム『AYA MUSEUM』(ランティス)を発売したばかりの平野だが、「ランティスさんからリリースされる作品は、このベストアルバムが最後になります」と発言。さらに「昨年私が体を壊した時にブログに書いたことが全てですが、本当に寂しく、悔しい思いでいっぱいです。今のところこの先の音楽活動でお答えできることは何もありませんが、何か少しでも動き出すことができたらすぐにでもお知らせします」とも語り、音楽活動休止が本意ではないことや再開のメドが立っていないことを明かしている。

 平野は昨年春に休養を発表した際に「環境が変わってしまって 諦めなければ仕方のないものに対してどう決着を付けるのか、必死に答えを出そうと思いましたが、どうあがいても結果は変わりません」「私は声優でありたい。アーティストでありたい。表現者でありたい」などと記しており、このころにはすでに音楽活動の休止が決定していたのかもしれない。

 心配するファンからの問い掛けに、平野はTwitter上で「歌は平野綾のパーソナルな部分を表現する上で欠かせないものです。自分の言葉で自分の声で伝えることはアーティストにしかできないから。ずっと歌っていきたいです」と答えており、アーティストとして歌い続けていく決意を明かしているが、ゲスト出演ながら多くのテレビ番組に出演している平野が音楽活動休止に追い込まれるという事態は、それ相応の理由があるのではないかと推測できる。

「平野の所属事務所は、彼女を単なる声優ではなくマルチアイドルとしてタレント業を中心に売り出そうと必死になり、テレビ番組に出ずっぱりの状況になりました。しかし、あくまでゴリ押しによる出演がほとんどですから、タレント業進出が成功するかは未知数。所属レーベルとしては、アニメ声優のイメージでCDを売らないと確実な売り上げは見込めないし、間違いなくCDを買ってくれるアニメファン・声優ファンを切り捨てる方向も望んでいない。そのあたりで事務所とレーベルの意見が衝突し、平野の体調不良も重なったことで一時的に音楽活動から手を引くという流れになったようです」(芸能関係者)

 唯一のテレビレギュラーとして深夜バラエティー『ピカルの定理』(フジテレビ系)に出演していた平野だが、番組の夜11時台進出を機にレギュラーから外された。最近は河村隆一主演の舞台『嵐が丘』(7月11日から上演)でミュージカルに初挑戦し、舞台に活路を見いだそうとしているが、その実力は未知数といったところ。この状況で歌もダメとなれば、しばらくは世間一般に本業として認識されている声優の仕事に専念するのが最善の策と言えるだろう。だが、近年は過去の恋愛経験を赤裸々に語ったり、Twitterで何度も炎上騒動を起こしたりと、アニメファンに受けの悪い言動ばかり見せており、仮に声優業中心に方針転換したとしてもファンに受け入れられるとは限らない。

 厳しい状況ながら昔からのファンは確実に残っており、ある平野ファンは「昔みたいに普通にアイドル声優をしていてくれれば、ずっと付いていくのに……」とけなげに語ってくれた。だが、平野はベストアルバム付属のDVDに収録されている自身の過去の映像について「この頃黒髪にしてたのは一度も染めたことないのがロックだと思ってたからなんだよなぁ。でも萌えって言われたからやめたんだよなぁ。懐かしい(´∀`) 」と発言しており、多くのアニメファンが望んでいる”萌え”の要素は、彼女のアーティスト性に反するようだ。

 ファンから何と言われようと、自身の思い描く”ロック”に忠実に突き進んできた平野。最も”ロック”を表現できるはずの歌から離れることは、タレントとしてだけでなく精神的にも大きな痛手に違いないだけに、1日も早く音楽活動再開の日が来ることを祈りたい。

(文=ローリングクレイドル/Yellow Tear Drops

『涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版』

 
平野ハルヒ復活なるか!?

amazon_associate_logo.jpg

『超人気声優!? 平○綾』

 
それともこちらへ路線変更も!?

amazon_associate_logo.jpg

men's Pick Up