熱狂的なファンにキムタク戦々恐々! 芸能人ストーカー被害

sutokar0310.jpg※イメージ画像 photo by sikKboy from flickr

 SMAPの木村拓哉が、ある一部のファンに対して水面下で身辺調査を指示していた、と東スポが報じている。キムタクが警戒しているのは40代女性Aさん。いわゆる追っかけで、コンサートや試写会イベントなどにも頻繁に通い、キムタクが乗る飛行機にも同乗していたという。これらのことからキムタクが恐れを感じ、距離を置こうとしているようだ。一般的に、ジャニーズのファンには直接タレントと接触しようとするタイプの「やらかし」と、マナーを守りながら追っかけをする「オリキ」に分かれるというのだが、Aさんはこのどちらにも当てはまらないらしい。全国ツアーも完全制覇し、一般のファンが手に入れにくい特等席で見ているだけでなく、キムタクが主演の「SPACE BATTLESHIP ヤマト」完成イベントの席でも、最前列に座っていたそうなのだ。このイベントの倍率は26倍強だというからAさんの想いたるや相当だ。

 Aさんは、つきっきりで追っかけするタイプではなく、交通機関やコンサートをピンポイントで狙うタイプだという。常に移動する先に出没され、さすがにキムタクも恐怖を感じたのか、スタッフに身辺調査を依頼、チケットの入手経路も調べるように指示したと言われている。

 とはいえ人気タレントたるもの、このような追っかけの1人や2人、これまでにもいたはずだ。しかもAさんは特にタレントに危害を加えるようなファンではないのだから、ここまで警戒することもないのでは。家族など、守るものが多いと警戒心も大きくなるのだろうか。キムタクにどのような心境の変化があったのかは分からないが、芸能界ではこれまでに、もっと強烈なストーカー的ファンからの被害に遭ったタレントが数多くいる。

 有名なところでは明石家さんま。帰宅してベッドを見ると白い服を着た女が「おかえり」……。怪談かと錯覚しそうだが、ファンの女性が忍び込んでいたという。久保田利伸も以前、「彼は私にプロポーズした」と主張する女性に9年間もつきまとわれていたことを女性週刊誌に明かしたことがある。「千代田線の赤坂見附駅のホームで彼からプロポーズされたが、所属事務所の女性社長に妨害されている」と思い込んでいたという。警察にも相談したが、女性の心理状態に配慮し、法的手段に訴える事は見送っているとのことだった。昨年、交際相手の男性から暴行を受け、刑事事件の被害者となった鬼束ちひろ。彼女は05年にも、見知らぬ男が自宅マンション敷地内に入り込んできたという被害に遭っていた。「30分間くらいインターホンを鳴らし続ける男がいる」と警察に通報。男は逮捕されたが、花束を持っており、署員が「鬼束さんに渡したかったのか」と尋ねると、うなずいていたという。

 他にも06年のモー娘。全盛期、熱烈なファンである男性が事務所トイレに忍び込み、飯田圭織が襲われたという事件も。女子トイレに入ったところ、中から男が出てきて、逃げようとしたところ、髪を掴まれた。「ハロプロだったら誰でも良かった」とは犯人の談だ。

 熱烈な想いも度を越すと、芸能人らを怖がらせる事態になる。キムタクの一件は”やりすぎだ”との声も聞かれるが、現時点では被害を受けていないのにそこまで警戒するのも、過去にこれら熱狂的なファンが起こした事件が脳裏をよぎった結果だったのかもしれない。

私は猫ストーカー

 
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