7月中旬から、体調不良を理由にメディアへの露出を控えていたナインティナインの岡村がようやく復帰した。13年以上も続く自身の看板番組で、チリの落盤事故をモチーフにした岡村の復活劇には「感動した」や「不謹慎だ」という賛否が上がったが、とにかくいち視聴者としてはテレビの主役がひとり戻ってきたことを素直に喜びたい。同番組内では、お決まりの小ネタが散見したが、中でも印象的だったのは、やはり岡村療養中に発覚した相方・矢部浩之とTBSアナ・青木裕子の熱愛報道に対する岡村の反応だろう。
元恋人「ひとみちゃん」との破局から早数年。自身に浮ついた噂がほとんどないにも関わらず、岡村はなぜかいつも矢部の恋愛を気にかけていた。そんな相方に飛び出た熱愛報道。しかも相手はナイナイ司会のTBS特番『ドアーズ』でアシスタントを務めていた青木裕子――。空々しい演技だったとはいえ、岡村のリアクションは驚きに満ちていた。
と、普通の芸能記事ならここで岡村に関する恋愛ネタでも書きたいところだが、今回はあえて青木アナに注目したい。
すでにご存知の通り、先日放送された『サンデージャポン』(TBS系)で青木は矢部との交際を「幸せです」と認めている。以前から率直な言動には定評のある青木だったが、そもそもこんな”おのろけ”発言が似合う女性ではない。彼女の真骨頂は、アナウンサーという立場にも関わらず「エロいことを言う」だ。
芸人・友近に「365日エロいことを考えてるやろ」と突っ込まれれば、無言で頷き、深夜のバラエティーで「どんな男がタイプか?」と質問されると「カラダ」と一言つぶやく。この、アナウンサーらしからぬ言動が彼女の魅力のはずだ。そしてこの魅力には異様なまでのセクシーさがにじみ出る。まさに青木は業界屈指のエロセクシーさを兼ねた異色のアナウンサーなのだ。
そこで、そんな女性有名人を集めてみた。ずばり「それが売りじゃないけど何だかエロくてセクシーな女性有名人トップ10」――。
メンズサイゾーが集めた独断と偏見に満ちたこのランキング、意義があるなら記者に直接抗議してくれ!(※ランキングはエロさとギャップと魅力を元に集計。5点満点で、得点の高い方が高評価とした。寸評は芸能ライター)
第10位【優木まおみ(グラドル)】
エロさ ★★
ギャップ ★
魅力 ★★
総合5ポイント
(寸評)
もともとグラビアアイドルということで、セクシーを売りにしているため「ギャップ」に欠け、評価は低くなった。だがそれでもランクインの理由は、彼女から醸し出されるどこか知的な雰囲気と、高学歴グラドルならではの鼻につく感じがなく、男懐っこそうだからだ。芸能界№1のモテ女という噂も、彼女のこういう雰囲気からきているのだろう。
第9位【有働由美子NHKアナウンサー】
エロさ ★★
ギャップ ★★★
魅力 ★
総合6ポイント
(寸評)
10数年前の当時横浜ベイスターズで不動の1番バッターであった石井琢朗との略奪不倫愛が根強く印象に残り、どこか今でもエロい雰囲気が漂う。現在、NHKの朝の顔としてイノッチと活躍中だが、番組内で朝からセックスレスに関する話題を取り上げ「セックス」を連呼。自他共に認める自己主張の強い女。
第7位【村上佳菜子(女子フィギュア)】【福島千里(女子陸上)】
エロさ ★★
ギャップ ★★★★
魅力 ★
総合7ポイント
(寸評)
ともに今年ブレイクの女性アスリート2名が同率7位。まだ10代であるにも関わらず村上にはどこか大人びた印象があり、すでに日本人の愛すべき妹的な存在になっている浅田真央と比べても、不可侵性がそこまで及んでいないせいか、今のところ妄想の入り込む余地がある。陸上短距離で活躍中の福島も、愛らしい笑顔とあの腹筋から醸し出される健康美は、セクシーとしか形容のしようがない。
第6位【板野友美(AKB 48)】
エロさ ★★★
ギャップ ★★
魅力 ★★★
総合8ポイント
(寸評)
現役アイドルから唯一のランクイン。AKBの「おしゃれ番長」と言われ、整形疑惑の絶えない板野だが、イトーヨーカドーのCMでは水着姿や顔面アップで「いってみヨーカドー」と囁くなど、年齢以上にあふれ出るフェロモンを爆発させた。まだ10代であの雰囲気はただものではない。純潔アイドルを標榜しておきながら、全身にみなぎるエロスで、今年の選抜総選挙では堂々の4位に選ばれた。
第5位【友近(芸人)】
エロさ ★★★
ギャップ ★★★★
魅力 ★★
総合9ポイント
(寸評)
芸人というカテゴリーながら、そのエロ雰囲気が評価されアイドル以上の高評価。秀逸なコント芸で培ったセクシーさはリアルなのか演技なのか判別が難しく、本人が目指していると公言している「セックスシンボル」への階段を着実にステップアップしているように思われる。
第4位【高橋みゆき(元女子バレーボール日本代表)】
エロさ ★★★
ギャップ ★★★★
魅力 ★★★
総合10ポイント
(寸評)
引退後テレビなどでの露出が増え判明した彼女のセクシーさは、無論現役当時活躍していたイタリア・セリエAで育まれたものだろう。益子直美や現役の狩野舞子など、日本バレー界には各世代にセクシーアタッカーが存在する。
第3位【久保純子(元NHKアナウンサー)】
エロさ ★★★★
ギャップ ★★★★
魅力 ★★★
総合11ポイント
(寸評)
「元」ではあるものの、有働に続きNHKアナがトップ3に。久保のセクシーさは優木と同様、その男懐っこさに伺える。やはりNHKというお固いイメージの放送局に在籍しているというだけで、清楚・清潔なイメージが強くなる。そのため、ごくごく一般的な女性らしい振る舞いや、自己主張を表に出した時に「意外と……!」と感じ、ドキッとさせられる。
第2位【坂本冬美(演歌歌手)】
エロさ ★★★★
ギャップ ★★★★
魅力 ★★★★★
総合13ポイント
(寸評)
大ヒットとなった「また君に恋してる」で、今年大注目を集めた坂本は、着物を脱ぎ洋服に着替えたにもかかわらず、円熟味を増してますますセクシーになった。普段のサバサバした雰囲気からは想像もできない、力強くてエロい歌声のギャップ、そして艶っぽい表情は女神そのもの。
第1位【青木裕子(TBSアナウンサー)】
エロさ ★★★★★
ギャップ ★★★★
魅力 ★★★★★
総合14ポイント
(寸評)
冒頭でも記したように、その言動から伺われるエロさは反則技にも近い破壊力を持つ。しかもあの佇まいからしてエロい雰囲気がにじみ出ている。どこぞのグラドルやセクシー女優など問題にしないエロい魅力は稀な存在である。
番外編で付記するならば、先日『セクシーな男性有名人ランキング』で江頭2:50が堂々の1位を獲得したということだろう。一部報道ではネット住民のイタズラ心を刺激したなんてことも言われていたが、上記したようにセクシーの判定を強くギャップに置いたら、あながち間違いでもないだろう。よく見れば、ムダのない美しい体をしている。
人によってセクシーの定義は分かれるところだろうが、ギャップというのも大きな要因になるのは間違いない。そのギャップゆえに、女性アナウンサーのランクインが目立った結果となったが、さてアナタの反応は? 隠れたエロさを発見するのはテレビを見るひとつの楽しみだ。ぜひそんな誰かを見つけたら記者にも知らせてほしい。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/)
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朝からムラムラ。