パクリ疑惑浮上!? 上戸彩主演『絶対零度』と海外ドラマ『コールドケース』の共通点

Absolute_zero.jpgドラマ『絶対零度 未解決事件特命捜査』公式HPより

 上戸彩が初の刑事役に挑戦し、4月13日にスタートしたドラマ『絶対零度 未解決事件特命捜査』(フジテレビ系)。初回の平均視聴率は18.0%(ビデオリ サーチ調べ、関東地区)と上戸主演連続ドラマとしては歴代最高視聴率を記録した。だが、そんな注目作がアメリカのCBSで放送の人気刑事ドラマ『コールドケース 迷宮事件簿』との類似点を指摘され、「『コールドケース』の丸パクリ」とネット上で騒がれている。あるテレビ情報誌記者は次のように明かした。

「昨年11月に警視庁に新設された”特命捜査対策室”を舞台にした初のドラマである『絶対零度』。未解決事件をDNA鑑定などの最新の科学捜査を駆使して捜査する部署が舞台で、同じく未解決事件を扱い、女性刑事が主人公の『コールドケース』との類似が放送前から指摘されていました。そして、捜査ファイルが保管されているダンボールが並べられた棚を撮影したシーンなどは、明らかに『コールドケース』を意識したものですね。そのほか、主人公が男性刑事たちと共に捜査し、特にボスからハッパをかけられる設定も共通します。『絶対零度』では、上戸演じる泉が、ソフトバンクモバイルの”白戸家”のCMで犬のパパとして共演している北大路欣也演じる対策室の室長から目をかけられているシーンがあり、『コールドケース』もキャスリン・モリス演じる主人公・リリーがボスのジョン・フィン演じるジョンからアドバイスをもらい、それが事件解決の糸口となることが多いです。また、『コールドケース』では、未解決事件を捜査中、その事件が発生した当時に流行していたアーティストの楽曲をBGMとして使用するのが名物となっていたんですが、『絶対零度』でも同じ演出が行われています」

 正義感の強い主人公が、事件をとことんまで調べないと気が済まない点なども、二作は共通している。そんな中、実は上戸本人が『コールドケース』を意識した発言を行っていたという。前出の記者は次のように続ける。

「上戸は制作発表の際に『新米刑事なので、不格好に演じようと思っています。刑事という仕事を勉強しようと思って、海外ドラマの「コールドケース」や日本の刑事ドラマを見たんですが、格好よすぎて参考にならないと思って、見るのをやめちゃいました』と発言。『コールドケース』の話を出してしまい、一部関係者はヒヤリとしたそうです。そのほかにも『絶対零度』は、同じく海外ドラマの『CSI:科学捜査班』や『クリミナル・マインド FBI行動分析課』を意識させるようなシーンもありました。でも実は、日本のドラマのプロデューサーたちが海外ドラマやハリウッドの映画をモチーフに企画を立ち上げるのは、よくあることですよ」

 刑事ドラマは、ドラマツルギーとして、殺人という事件があり、そこに刑事同士の人間関係や、事件当事者の人情劇を盛り込み、作品として一番分かりやすい構造が作れるという。その上、1話から見ていないとストーリーが把握できない連続モノと違い、一話完結方式の物語が作りやすく、途中参加も可能とメリットも多い。現在放送中の春クールは『絶対零度』のほか、『新参者』(TBS系)、『警視庁失踪人捜査課』(テレビ朝日系)、『警部補 矢部謙三』(同局系)、『臨場』(同局系)、『おみやさん』(同局系)と刑事ドラマラッシュ(後半二つは元々刑事ドラマ枠だが)。その中で、『絶対零度』がどれだけ個性を発揮できるのか、今後も注目だ。いざとなったら、上戸彩の”隠れ巨乳”を武器に、コスプレ潜入捜査でもやっちゃう!?

『Cold Case Files: Most Infamous Cases』

 
海外ドラマにハマると眠れなくなるので注意!

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