埼玉風俗:西川口流で隆盛を極めた街 ~ニッポンの裏風俗~

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埼玉風俗~西川口流で隆盛を極めた街~


 平成の風俗を語る際、どうしても外せないワードがある。それが「西川口流」だ。本コラムでも度々触れてきたが、今回は【西川口・越谷・熊谷】の西川口流風俗について書いておきたい。

 野暮かもしれないが一応説明すると、西川口流は”本番風俗“の隠語だ。店のスタッフが客に対し、「当店、西川口流でございます」といった感じで使われた。そこから派生したのが、隠語の隠語っぽい「NK流」や、主に地方の風俗店で使用された「ご当地流」などだ。

 西川口流の発祥は、荒川をまたいだお隣の赤羽で、複数あった個室割烹風俗(本サロ)が摘発を恐れて西川口に移転して広まったと言われている。また当時、越谷や熊谷に軒を連ねていた本サロや本ヘルは、その西川口が発祥とも。

 筆者が初めて西川口流を知ったのは、人格が崩壊している社長の編プロ「T」で働いていた1999年ごろ。毎日毎日、行ったこともない風俗の潜入記事を書かされている中で、「西川口は本番店でも捕まらない⁉︎」そんな神話(笑)を聞いた。

 

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 一週間に7日出勤という日々の中、やっと作った奇跡の休日に、やっと当時人気店だった『ヘロンdeくびれ』に行くことができた。そこで、半ば信じることができなかった本家本元の西川口流を体験してびっくり! 西川口流の存在を自ら確認したのだった。

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