【元デリヘル店長の回想録】高いポテンシャルを持つ在籍嬢が人気の陰りに一念発起し…

※イメージ画像:Getty Imagesより


 このコラムで度々書いてきたが、筆者は巨乳が好きだ。

 これまで幾度となく巨乳の女の子を講習してきたし、暴走しすぎて危ない橋を渡ることもあった。目の前にすると自分の立場を顧みなくなってしまうくらい巨乳が好きなのだ。

 ということで今回は、巨乳女子の方から講習をお願いされた、私にとってこれ以上ない美味しい話だ。


【風俗嬢と体の関係~ゆりあの場合~】


「ねぇーてんちょー。…暇ぁ…」

「ゆりあちゃん、今日は調子が悪いねぇ」


 ゴールデンウィーク直前の4月末。入店して3カ月が経つ“ゆりあ”は、自慢のGカップを机の上に乗せながらだるそうにしていた。

 この日はあまり入電がなく、いつもは仕事に出ているメンツも待機中だ。

 ウチの店はありがたいことに客入りは悪くないし、月に100万円以上の給料を稼ぐコもチラホラいる。そんな繁盛している店でも、月に一回はこういう日もあるもんだ。

 ゆりあは、身長150cmにロリっぽい顔立ちでド迫力の巨乳の持ち主。入店当初は、常に予約完売状態だった。風俗経験が2年ほどあった彼女は、「今までの店の中で一番忙しい!」と喜んでいた。

 だが、3カ月経ち、新人というブランドがなくなった今、そこそこ仕事は回ってくるものの、かつての忙しさはなかった。


「あー。新人の時はあんなに忙しかったのになぁ」

「それは仕方ないよ、新人狙いのお客さんは多いからね」

「でも、ほかの新人じゃない人とか忙しそうじゃん」

「そりゃ彼女たちは本指名のお客様を持ってるからね」

「はぁ…。やっぱり本指名が多くないと忙しくなれないのかぁ」


 ゆりあはガックリ肩を落とした。


まぁ、楽して稼ぎたいって考えれば、本指名の獲得は面倒に感じるわな。


 風俗で安定して高収入を得られるのは、基本的に努力家か天才かのどちらかだけだ。

 楽して稼げるという甘い言葉に誘われて業界に入るコは多いが、現実を突きつけられて辞めてしまうことも。

 客の目も肥えてきているため、適当な働き方で稼ぐことは難しい。

 向上心が見えないコに割いてる時間はなく、適当にあしらおうと考えていると、ゆりあから思いがけない提案が。

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