部屋でふたりっきりになったところで、もう少し突っ込んだ質問をしてみることにした。
「ゆかりチャンは、どんなエッチが好きなのかな?」
「え、えっとぉ」
「ここは恥ずかしがらないで教えてほしいな。できるだけゆかりチャンの望み通りのエッチにしたいからさ」
「そ、そうですね。できれば…、たくさん優しくされたいです」
「それって、たくさん愛撫してほしいってこと?」
「愛撫だけじゃなく、キスとかしながらギューって抱きしめてほしいです」
「それなら俺も大好きだよ! 喜んでさせてもらうね」
「ありがとうございます」
「絶対に痛くしたりしないから、たくさんアソコ舐めさせてね」
「は、恥ずかしいです」
「ん? アソコ舐めらるのが苦手なの?」
「そうじゃくなくて…。あまり舐められたことがないので」
「そうなんだぁ。じゃあ、今日はたくさん舐めるから、楽しみにしてね」
「わ、分かりました」
本当なら旦那さんとの性事情も聞きたいところだが、プライベートな質問は警戒されるかもしれない。
それに、彼女はエッチするにあたって、脳内から旦那の存在を忘れようとしている可能性もある。そんな時に、家庭に関する質問なんてナンセンスだろう。
「じゃ、先にシャワー浴びておいで」
「はい」
「ここは着替える場所がないから、恥ずかしいよね? 俺は玄関のところで背中を向けてタバコを吸うから、ゆっくり脱いで大丈夫だからね」
「わ、分かりました」
テーブルに置いてあった灰皿を手に玄関に向かい、彼女に背を向けて座り一服。スルスル、ザサササといった衣擦れの音をBGMに、紫煙を燻らせる。
振り向いて裸体を確認したくなる誘惑にかられるが、ぐっと我慢。筆者は、お楽しみはできるだけ引っ張りたいタイプなのだ。
その後、彼女と入れ代わりでシャワーを浴びる。部屋に戻り、念入りに歯磨き&手洗いと、清潔感アピールも欠かさない。
ゆかりチャンは、ベッドの上で仰向けになり、かけ布団から頭だけを出している状態だった。
ゆっくりベッドに上がった筆者は、かけ布団をのけて、彼女に近づいていった。
「それじゃあ、優しくゆっくりご奉仕させてもらうね」
「は、はい。お願いします」
まずは軽めのキスから。その後、ゆかりチャンが体に巻いていたバスタオルをそっとはぎ取る。
な、なんじゃっ、こりゃぁぁああ!!