「ところで、最近はエッチしてるの?」
「え、えっとぉ…」
「旦那さんとはしてないの?」
「は、はい」
「それじゃあ、旦那さん以外の男の人とは?」
「い、1年前にショーイチさんとしたのが最後です」
「そうなんだ!! それじゃあ、いろいろと大変だったでしょ?」
「えっ?」
「ムラムラした時とか困らなかったの?」
「そ、それは…」
「遠慮しないでいつでも呼び出してくれれば良かったのに」
「ご、ゴメンなさい。1度きりって決めていたので…」
「メールにも書いてたね。それでも、こうやって連絡もらえて、俺はすごく嬉しいよ」
「は、はい」
「前にも話したと思うけど、ナナエちゃんに迷惑をかけるようなことは絶対にしないから安心してね」
「はい。それはもう信じてます」
「ところで、今日は何時くらいに帰ればいいのかな?」
「今日は夜まで大丈夫です」
この時、まだ14時を回ったばかりで、かなり長時間デートを楽しめることになる。
あえて大丈夫な日を指定してきたということは、彼女もゆっくり楽しみたいに違いない。
「了解。それじゃあ、ゆっくりと時間をかけて愛し合おうね」
「は、はい。お願いします」
ホテル街に到着し、前回と同じラブホにチェックイン。別々にシャワーを浴び、ベッドイン。