「ミユキちゃん、聞いてる?」
「し、ショーイチさん」
「ん?」
「キスして!」
ピストンの最中にキスするのが苦手な筆者。気持ちが昂りすぎるので、発射を堪えられなくなってしまうからだ。
しかし、真顔でそうおねだりしてきたミユキちゃんの気迫に押され、命じられるがままにキスをすることに。
上半身を密着させてのディープキスだ。その状態でも、ミユキちゃんの腰の動きは緩まることがなかった。
「も、もうダメっ! イッちゃう、イッちゃう、イッちゃうよぉぉぉ!」
ふぅ。
結局、挿入でミユキちゃんをイカすことはできず、あっさりと発射してしまった。
「ゴメンね。俺ばっかり気持ち良くなっちゃって」
「そんなことないですよ。私もすごく良かったです」
「それならいいんだけど」
ゴムを処理し、ベッドに仰向けになる筆者。そして、腕枕をするために右腕を伸ばし、ミユキちゃんの頭部の下に潜り込ませようとした。
しかし、ミユキちゃんはムクっと起き上がってきた。
「ねぇ、ショーイチさん」
「ん?」
「おチンチン舐めていいですか?」
「えっ?」
「だって、さっき全然舐めさせてくれなかったから」
「う、うん。じゃあ、好きにしていいよ」
「はぁい」
まさかのフェラの申し出だった。筆者が三度の飯よりクンニが好きなように、ミユキちゃんもフェラが大好きなのかもしれない。
チュっパ、ジュピュくちゅ、レロん、ムじゅュ、ニュろろ!
さっきと同じように愛情いっぱいのフェラだ。こんなことされたら、賢者タイムなんてものはアッという間に消し飛んでしまう。
3分ほど舐められたところで、早くも発射の前兆が襲ってきた。