あえて彼女に恐怖心を与えたのは、遠回しに筆者以外の男性をディスり、あわよくば二度三度とデートを重ねたいという目論見があってのものだ。
まっ、クミちゃんくらい可愛いコを前にしたら、独占したくなって当然だろう。
二度目のデートが実現するかは、この後のエッチ次第。とことん優しい紳士を演じ切り、彼女から信頼されれば、可能性はグンと高まるハズだ。
「ちなみに、クミちゃんは男性経験がどれくらいあるの?」
「え?」
「言いたくなかったら無理しなくていいけど、聞いてみたくなってさ」
「ふ、ふたりだけです」
「そうなんだぁ。エッチでイッたことはある?」
「ま、まだないです」
「まぁ、その年齢なら普通だと思うよ」
「そうなんですか?」
「今までの人は、ちゃんと愛撫してくれた?」
「あ、愛撫ですか?」
「うん。クンニとかさ」
「そ、それはないです」
「え? クンニされたことないの?」
「は、はい」
「それじゃあ、エッチの楽しさは分からないよね。今日はたくさんペロペロしていいかな?」
「は、はい」
「あっ、怖がらないでね。もし嫌だと思ったら遠慮しないで言ってね。スグに止めるからさ」
「わ、分かりました」
俄然ヤル気がみなぎってきた。クンニ経験のない女性のマンコを舐められるのは、筆者にとって喜び以外の何物でもない。
「じゃあ、シャワー浴びておいで。それとも俺が先に浴びようか?」
「それじゃあ、ショーイチさん、お先にどうぞ」
いつもは先に女性にシャワーを浴びるよう促す筆者。しかし、あえて今回はできるだけ主導権を握らないようにしていた。
常にさまざまな選択肢をクミちゃんに与えることにより、安心してもらおうという狙いだ。