「前の彼とのエッチはナニが良かったのかな?」
「えぇ? そんなことまで聞きますか?」
「あっ、思い出したくなかったら別にいいんだけど…」
「うーん、そうですねぇ。その前の彼が全然愛撫してくれなかったんですよ。でも、その人はたくさんしてくれたので…」
「へぇ、そうなんだぁ。俺も愛撫するの大好きなんだよね?」
「えぇっ、本当ですかぁ」
「本当だって! 女性に尽くすのがめちゃくちゃ好きなんだ」
「あっ、それはなんとなく分かります」
「でしょ? だから今日はマグロでいてくれて構わないからね」
「ま、マグロですかぁ」
「嫌?」
「うーん、少しは私も攻めたいといか、お返しもしたいかも」
「じゃあ、その辺は流れでってことで」
「フフ、そうですね。エッチの前に決めることじゃないですね」
その後、カノンちゃんが先にシャワーを浴び、筆者も入れ代わりで浴室に入る。
この前日、馴染みのセフレと1発エッチしていたのだが、すでに20時間近く経過しているので精巣はパンパン状態だった。そこで、心おきなくエッチを楽しむために、シャワーを浴びながらシコってキンタマを軽くした。
ふぅ。
念入りに精管から残り汁を絞り出し、何食わぬ顔で部屋に戻る。
「じゃあ、俺のほうから攻めていくけど、痛かったり嫌なことがあったらすぐに教えてね」
「フフフ、ちょっと楽しみです」
「あんまり期待しないでね。テクニシャンでもなんでもないからさ」
「はぁい。それじゃあ、お願いします」
「こちらこそ」
軽いキスから始め、徐々に濃厚なディープキスに。こちらの舌をあっさり口内に招き入れたカノンちゃんは、目を閉じてうっとりしている状態だ。
彼女の顔に嫌悪感が浮かんでいないことを確認し、一安心する筆者。この調子ならとことん尽くすことができそうである。
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