女性がエクスタシーに達する際、クチにする言葉はさまざま。「イクぅ!」や「来るぅ!」はよくあるパターンだが、「好き!」というのも決して少なくないのだ。
こうして無事に役目を終え、まずは一安心。とりあえずイカすことに成功したので、挿入後に早漏発射しても大目に見てもらえるだろう。
水分補給の小休止を経て、攻守交替。
筆者は仰向けになり、ミオちゃんの舌技で犯される気満々で待ち構える。
パクっ、ちろろろろ、じゅるるりゅリュ、チュッパジュッパ
サービス精神が旺盛なのだろう。ワンパターンな舐め方ではなく、玉、サオ、カリ、尿同口と部位ごとに舐め方を変えるというフェラ技だ。
そんなフェラの最中、ミオちゃんが問いかけてきた。
「ね、これ好き? これは好き?」
この質問に筆者はピンと閃いた。これは“好き!と言え”と暗に仄めかしているのだろう。
こういった女性を相手にするのは初めてではない。“気持ちいい”のと“好き”というのがセットになっていて、エッチの最中にごちゃ混ぜになってしまう女性は少なからず存在する。
だったら、こっちもそのノリに応じるしかない。
「す、好きだよ。大好きだよ!!」
フェラされながらつぶやくように告げる。すると、その反応が気に入らなかったのか、ミオちゃんが語気を強めて指示してきた。
「もっと、好きって言って! 大好きって言って!!」
ここまで強要されたのは初めてだが、断る理由もない。恥を捨て、大きい声で「大好き!」と告げる。
不思議なもので、何度も“好き”と言ってるうちに心底ミオちゃんのことが好きになってきた。
そして、大好きなミオちゃんにシャブられているからこそ、その感触がこの世のものとは思えないくらいに気持ちよく思えてきた。
なるへそ…。
この年齢になって、クンニの最中に「好き」を連呼する女性の心理が少しだけ理解できた。彼女たちはさらなる快感を求めてそう口走っていたのだろう。
筆者の中でも“気持ちいい”と“好き”の感情が入り混じり、アッという間に発射の前兆が訪れた。そこでフェラを中断してもらい、挿入することにした。
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