このままではヤバい! このまま縮み始めたチンコでピストンを続けたら、コンドームが外れてしまいかねない。
そこで、慌ててチンコを引き抜き、電マのスイッチをオフにした。
「だ、大丈夫? 少しそのままで休憩していてね」
「は、はい」
気がつくと、筆者はびっしりと汗をかいていた。夢中で攻め続けていたので、まったく気付いていなかったのだ。
「じゃ、俺が先にシャワー浴びてきちゃうね」
「わ、分かりました」
ゆっくり帰り支度し、その最中に連絡先を交換する。なんとか再会の約束を取り付けることができた。
その後、駅の改札までサキコちゃんを送り、デートは終了した。
彼女を見送った後、新宿アルタ付近の喫煙所で一服。紫煙をくゆらせながら、敗北感で胸がいっぱいになってしまった。
クンニでイカすことにも成功したが、それ以外はすべて電マのおかげだったからだ。次にサキコちゃんとデートする際は、何としてでも己の力だけでイカせたいものだ。
でも、今日のエッチの様子を見るかぎり、電マなしのエッチでは満足してもらえなさそうだ。うーん、やはり道具に頼るエッチは好きになれないなぁ。
(文=所沢ショーイチ)