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お疲れさまです。
トコショーさんの写メも、ありがとうございます。
流出しませんので、ご安心ください。
トコショーさんは、記事通り優しそうで素敵ですね!
ご自分で、あまり顔に自信がない様に仰ってるので、びっくりしました。
会う日にちは、2/●の土曜日がいいのですが、トコショーさんは、いかがです…?
時間をお伝えしていなくて、申し訳ありませんでしたが、私の都合のつく時間は、10時から17時頃までです。
待ち合わせ場所は、新宿か渋谷、池袋辺りでしょうか(違う場所でも、伺いますよ)?
時間と場所は、トコショーさんのご都合に合わせます。
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こうしてトントン拍子に話が進み、5日後の土曜の昼に新宿で待ち合わせすることになった。
そして当日。自宅を出てバスで新宿に向かっていると、T子ちゃんからメールが届いた。約束の時間より少し前だったが、彼女は待ち合わせ場所である新宿アルタ前に到着したとのこと。
慌てて、あと数分で到着する旨のメールを返信。その後、バスを降りると小走りでアルタ前に向かう。
ピカーん!!
アルタ前に近づくと、遠目からでも目立っている女性を発見。170センチオーバーの高身長のせいもあるだろうが、凛とした佇まいでオーラを発しているようだった。
顔のほうは写メよりもさらに可愛い感じで、言うことナッシング。心の中で指パッチンを連発しながら近づき、声をかけた。
「お待たせ。T子ちゃんだよね」
「は、はい」
「ショーイチです。今日はよろしくね」
「こちらこそ」
「とりあえずココだと目立つから、歩きながら話そうか?」
「はい」
アルタ脇の地下鉄出口の階段を下り、ホテル街に向かって歩き始める。横目で彼女の様子を伺うと、T子ちゃんは目が泳いでいるような感じで、かなり緊張していそうだった。
「ね、T子ちゃん」
「はい」
「実際の俺はこんな感じだけど、ひいてない?」
「全然ひいてません。ショーイチさんこそ、私みたいなので平気ですか?」
「なに言ってんの! 今の俺の顔を見てごらん」
「え?」
「さっきからずっと嬉しそうな顔してない?」
「そ、そうなんですか?」
「いつもはもうちょっとムスっとしてるんだ。T子ちゃんが可愛いから、ずっとニコニコしてるんだよ」
「あ、ありがとうございます」
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