このメールは、いつも女性読者に対して1発目に送信するものだ。相手の本気度を探るジャブを繰り出し、向こうの出方を見るという狙いがある。
パソコンから返信した後、念のために携帯電話からも同じ内容のメールを返信した。それは、パソコンからのメールを“受信拒否”設定にしている人が多いためだ。
この機転が奏功した。こちらの返信から10数分後に、携帯電話宛てにメールが届いたのだ。
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連絡ありがとうございます!
念のための送信、ということは他の所からもメールを送っていただいていたのでしょうか?
このアドレスからしか受信できていませんでした…お手数おかけしました、ありがとうございます。
そして返信が来た事にホッとしたのと同時にすでに心臓がバクバクしています…。
職業は●●●をやっています。
スタイル…はすみません、職業病チックになってしまうのですが、BMI22くらいです! 数値的には肥満体型ではないです!
身長は158cmで、胸のサイズはBかCです、自分のことなのにあまり詳細分かってなくてお恥ずかしいです…。
自己紹介はこういった感じで良かったでしょうか?
全身が写ってる最近の写真がこんなものしかないですが…。
本当に容姿に自信もなければ何もかもに自信がないので、程よいタイミングで消していただけると助かります。
こちらこそ、ご検討お願い致します。
夜分遅くの連絡になってしまい、すみません。
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やはりパソコンからのメールを受信拒否にしていたようだ。ここからはパソコンを使用せず、携帯電話で連絡を取り合うことにした。
この返信メールにサラッと目を通し、添付されていた写メを確認する。
ウホッ! 美味そうじゃねぇかっ!!
そこに写っていたのは、公園のベンチに座っている女性だった。「モーニング娘。」加入当時の紺野あさ美を彷彿させる丸顔のタヌキ系で、筆者の大好物なタイプだ。
肌の白さも印象的で、清潔感にも溢れていた。
おいおいおいおい! こんなコの処女をいただけるだなんて、何かの罠なんじゃネ?
あまりにもデキすぎた話なので、疑いたくもなる。しかし、R子ちゃんのメールから受けた印象は“真剣”そのものだった。
まっ、たとえ騙されたとしても、失うものなんてありゃしない。虎穴だろうが、処女の膣穴だろうが、意を決して入らねば得るものはなにもないのだ。
そんなワケで、R子ちゃんに筆者の写メを添付して返信することにした。
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