「セフレが欲しいってことは、満足してないのかなって」
「一応、ウチの人とは月に1、2度くらいはしてます…」
「へぇ、そうなんだぁ。でも、全然足りないってことなの?」
「そうですね」
「ちなみに、旦那さんは何歳なの?」
「10コ上なので、34歳です」
「34歳かぁ。まだまだヤリたい盛りだと思うけどなぁ」
「仕事が忙しいみたいで、あまりそういう雰囲気にならないんです」
「へぇ、どんなお仕事なの?」
「出版関係です」
「なるほどね。それなら仕方ないよ。労働時間は長いし、休みも不規則になりがちでしょ?」
「土日はほとんど休めてるんですけど、いつも寝てばかりで…」
「そっかぁ。それじゃあ、リナちゃんはちょっと寂しいよね」
「はい」
彼女の性生活事情を聞いているうちに、ラブホに到着。部屋に入ってから、もう少し突っ込んだ話をすることに。
「もしかして、旦那さんとのエッチではイケてないのかな?」
「え?」
「なんとなくそんな気がしてさ」
「前は違ったんですけど、最近はチョチョっと触って、スグに入れて出しておしまいって感じです」
「それは、大変だね。痛いんじゃない?」
「そうなんです。だから、最近はエッチするのが怖くて…」
「それなら、ローションを用意しておくといいんじゃない?」
「ローションですか?」
「最近は化粧品みたいな可愛いボトルに入ってるのもあるから、寝室に置いていても違和感ないと思うよ」
「…考えてみます」
「絶対にそうしたほうがいいと思うよ。中が濡れてないと挿入で傷がつくかもしれないし」
「ありがとうございます。優しいんですね♪」
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