こんなファーストメールを送信すると、30分ほどで返信が届いた。約束通りこちらの写メを添付して返信し、数通ほどのメール交換を経て約束が成立することになった。
待ち合わせ時刻は、午後1時。5分前に新宿アルタ前に到着すると、すでにリナちゃんらしき女性が人待ち顔で待っていた。
それを視認した筆者は、歩くペースを緩め、少しだけ遠回りしながら彼女に近づいた。もちろん、気付かれないうちに彼女をじっくり値踏みするためだ。
ん?
サイトに公開されていた写メより、かなりふっくらした印象のリナちゃん。芸能人で例えると、デビュー当時の柏原芳恵(80年代アイドル)を二回りくらいふっくらさせた感じだろうか。
ケツの穴の小さい男なら“写メ詐欺”だと憤慨して帰ってしまってもおかしくない。だが、数々の化け物に遭遇してきた筆者からすれば、余裕でアタリの部類だった。
洋服を着ていてもそれと分かる巨乳に目を奪われながら、彼女の目の前に立って声をかけた。
「こんにちは、リナちゃんかな?」
「あっ、はい。ショーイチさん?」
「うん。昨日【ワクワクメール】で約束させてもらったショーイチだよ。今日はよろしくね」
「こちらこそお願いします」
「ここじゃなんだから、少し歩きながら話そうか?」
「はい」
こうして、アルタ前を離れ、ホテル街に向かうことに。
歩きながら、横目で彼女のオッパイの揺れを盗み見ずにはいられない筆者。
たゆゆん、タユユん
歩くごとに揺れるその肉の塊に、すっかり目は釘付け。少なくともGカップくらいはありそうなオッパイちゃんだった。
「じゃあ、このままホテルに行くってことで大丈夫かな?」
「はい。もちろんです」
「ところで、リナちゃんはどれくらいエッチしていないの?」
「え?」
周囲に聞こえないよう気を配りながら、エッチな話題を振ってみることにした。
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