N美チャンは、緊張しているからか、なかなか反応を示してくれなかった。
こんなことで筆者は動じたりしない。舐める位置や強さを変えながら、わずかに現れる筋肉の収縮に注目し、彼女が気持ちいいと感じるクンニを続ける。
真のクンニ好きは、相手の反応に応じて舐め方を変える“オーダーメイドクンニ”ができて当然なのである。
こうしてクンニをたっぷり行ってから、指入れを開始する。そんな愛撫の甲斐もあって、N美チャンのマンコは無事にズブ濡れ状態となった。
「じゃあ、そろそろ入れるね」
そう声をかけ、コンドームを装着する。そして、正常位でゆっくりと挿入。
しかし、半分ほど入れたところで、彼女が苦悶の表情を浮かべた。
「ゴメン。もしかして痛かったかな?」
「…はい」
「久しぶりのエッチだから無理もないね。一度抜いて、もう1回クンニしてもいいかな?」
「い、いいえ、大丈夫です。もっとゆっくり入れてくれたら大丈夫だと思うので」
「了解。でも、また痛くなったらスグに教えてね」
一刻も早く根元まで挿入したい気持ちをこらえ、秒速1ミリのスローペースでチンコを挿入する。
そして、数分ほどで無事にチンコすべてを入れ終えた。
「どう? 痛いかな?」
「…平気です」
「じゃあ、ゆっくり動かしていくね。さっきも言ったけど、痛くなったらスグに言うんだよ」
「はい」
顔をガン見していると彼女が恥ずかしがるに違いないと思い、軽く目を閉じ、薄目で反応をうかがいながらゆっくりとピストンする。
チャリラリラーン♪
そんなピストンの最中、筆者の携帯電話からメールの着信音が聞こえてきた。もちろんエッチの最中なので、それを無視して腰を動かし続ける。
ふぅ。
挿入してから5分ほどで、「イクよ」と宣言して発射してしまった。
「ゴメンね。俺ばっかり気持ち良くなっちゃって」
「そ、そんなことないです」
「本当はもっと気持ち良くなれるって期待してたんじゃない?」
「こんなに優しくされて、とても嬉しかったです」
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