早漏の筆者からしてみれば、早く発射するなんて芸当は朝飯前のことだ。しかし、せっかく新幹線で数時間かけて上京してきた女性とのエッチをアッサリと終わらすのはあまりにもったいない。クチでは“早く発射しちゃうね”と言いながら、そんな気持ちはさらさらなかった。
「じゃあ、一番痛くない角度をふたりで探そうよ」
「え?」
「いろんな角度でピストンするから、一番痛くない角度になったら教えてくれる?」
「は、はい」
そう彼女を諭し、宣言通りいろんな角度を試していく。そして、ある角度になった時、N子チャンが告げてきた。
「あっ、この角度ならあまり痛くないです」
「この角度?」
「あっ、はい。そうです」
「これって、さっき指を入れてイジっていたのと同じ角度なんだ」
「そ、そうですか?」
「うん。だから少しは気持ち良くなったりしない」
「はい。少しだけ痛いけど、気持ちいいです」
「良かったぁ。じゃあ、この角度でゆっくり動いていくね」
上半身を起こし、N子チャンを見下ろしながらピストンを続ける。そして5分もすると、とうとう発射の前兆が訪れてしまった。
ガガガガガガガガっ!
ラストスパートで、急に腰を加速させてしまった。
「い、痛いです」
「ご、ゴメン。でも、もうイクから、もうイクからぁっ!!」
ふぅ。
こうして、ドクドクッと大量のザーメンを吐き出し、無事フィニッシュした。
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