ハルミちゃんの触り心地の良くない固いケツをワシ掴みにしながら、その角度でラストスパート。
ふぅ。
挿入時間は、いつも通り1分未満だった。しかし、その時間がいつもよりずっと長く感じられたのは、気のせいではないだろう。
発射し終えた途端、見る見る縮んでいく我が愚息。余韻を楽しんでいたらゴムが外れかねないので、慌ててチンコを引き抜く。
「ありがとうね。とっても気持ち良かったよ。じゃ、シャワー浴びておいで」
彼女にそう言い、そそくさと帰り支度を始める筆者。そして、もちろん連絡先交換も再会の約束もせずにホテルを出る。
ハズレ女性の場合、そこでサヨナラを告げるのが王道パターンだ。しかし、ここで変な仏心を出してしまった。
ホテル街から新宿駅に向かうには歌舞伎町を横断しなければならない。そこにはホストだのスカウトだのがたくさんたむろしていて、そんな場所をメンヘラ女性ひとりで歩かせるのは危険だと判断。仕方なく、保護者気分でハルミちゃんを駅付近まで送り、この日のデートは終了した。
きっと、もうハルミちゃんに会うことはないだろう。もし出会える系サイト経由で彼女から連絡がきても、無視する気マンマンだ。
しかし、こういう危ういコは、上手く付き合えさえすれば、ゴックンやハメ撮りや中出しなんてムチャぶりもOKしてくれる傾向があるのも事実だったりする。うーん、やっぱりメルアドくらい交換しておけば良かったかなぁ。
(文=所沢ショーイチ)