プニプニしていて抱き心地の良いルナちゃんを抱きしめながら、ヘコヘコと腰を振る筆者。
発射の前兆を見逃さないよう細心の注意を払い、腰の角度を調整していく。
「あっ、そこ、イイですぅぅ」
Gスポットにカリ部分を当て、こそぎ取るような角度になった時、ルナちゃんがそう告げてきた。
コンパクトサイズの愚息だが、固さにだけは自信がある筆者。それゆえ、この角度でのピストンにも少なからず自信があったのである。しかし…、
この角度は諸刃の剣なのだ!!
女性側が気持ちイイのは当然として、筆者的にも涎を垂らしてしまうほど気持ちイイからである。
とはいえ、せっかくルナちゃんが喜んでくれているのだ。この角度でのピストンを止めるのは心苦しい。
よし、こうなったらイチかバチだ!
ピストンを加速させ、ルナちゃんと筆者どちらが先にイクか勝負を仕掛けることにした。
ふぅ。
まっ、勝算がほとんどゼロなのは承知していたが、アッサリと限界を迎えて射精してしまった。
「ご、ゴメンね。俺ばっかり気持ち良くなっちゃって」
「そんなことないです。ルナも気持ち良かったです」
ここにきて、急に一人称語りするルナちゃん。それなりに筆者を信頼してくれ、素が出たといった感じだろう。
結局、残念ながらというか予想通りというべきか、ルナちゃんをエクスタシーに導くことは叶わなかった。
「たぶん、二度三度とエッチしていけば、俺との相性も良くなってイケるかもね」
「はい。そうなったら嬉しいです♪」
社交辞令なのだろうが、コチラの遠まわしな誘いにすぐに応じてくれたルナちゃん。そして、帰り支度の最中に連絡先を交換し、再会を約束するのであった。
その後、新宿駅の改札まで彼女を見送っていき、この日のデートは終了した。
再会を約束したとはいえ、それが実現する可能性は一割もないだろう。所詮筆者は、ブサメンで貧乏で短小早漏のアラフィフにしかすぎないのだから…。
それでも筆者は諦めない! 今後も18歳のコとエッチし続ければ、いつかは筆者のセックスに“ドハマリ”してくれるコが現れるかもしれない。
何年先になるか分からないが、愚息が元気なかぎりは決して諦めない。18歳のセフレができるのが先か、それとも祖父と孫ほど年齢差のあるエッチが先か。まっ、どちらであっても筆者に得なことなので、楽しみしか待っていないわけだが。
(文=所沢ショーイチ)