そんなミノリちゃんの言葉を、今度は筆者が無視する番だ。ワンパターンにならないよう舌や指の動きを変えながら、黙々とクンニを続行していく。
すると、またもやミノリちゃんが告げてきた。
「そ、それ、すごく気持ちイイです!」
無視してもよかったが、下手に機嫌を損ねられては大変だ。ということで、渋々応じることにした。
「強いのと弱いの、どういう風に舐められたい?」
「ど、どっちも好きです!!」
筆者の問いに、間髪を入れず答えるミノリちゃん。なんて自分の欲求に素直なコなのだろう。こうなったら、トコトン付き合ってあげるしかない。
そんな愛撫を数十分は続けただろうか。筆者の顔面はマン汁まみれになったが、ミノリちゃんは軽く数回ほどイッてくれたので一安心といったところだ。
この辺りが潮どきと判断し、コンドームを装着する筆者。そして、正常位の体勢で挿入。
膣内の感触を少しでも長く味わうべく、ゆっくりと腰を動かしていく。しかし、ミノリちゃんがそれを許してくれなかった。
器用に腰を前後に動かし、筆者のさして大きくもない愚息を少しでも奥にと導こうとしてきたのだ。
あっ、こりゃダメなパターンだ。
こんなことされたら、光の速さで発射してしまう。動物的な彼女の腰使いをもっと堪能したかったが、すぐに中断してもらわなければ危険だ。
ふぅ。
どう言えば彼女に腰の動きを止めてもらえるか考えている最中に、ウッカリと限界を越えてしまい発射…。
「ご、ゴメン。出ちゃったよ」
腰の動きを続けていたミノリちゃんにそう告げ、愚息を引き抜く筆者。
ミノリちゃんはどんな顔をしていたのか、怖くて正視できず、うつむくことしかできなかった。