さすが“持ってる”オンナ! 倉持由香、競馬&麻雀でギャンブル運の強さを発揮


 その賞金の使い道については、ニュースサイト・BLOGOSで「あぶく銭はすぐに使い切る!」と語ったことでも話題に。倉持は現在所属している事務所での最初の給料が5000円だったこと、約3年前は同事務所に所属する吉田早希(28)の家に居候させてもらっていたことを明かした上で、その吉田への恩返しにハワイ旅行をプレゼントしたことを告白。さらには、事務所やお世話になっている人に焼き肉を奢るつもりであることも明かし、その恩義を忘れない姿勢に称賛の声が集まった。

 倉持の“感謝の気持ち”には、自身の経験が強く影響しているようだ。高校時代に倉持が所属していた事務所では、寝袋で台所に寝泊まりし、グラビア活動と並行して事務所の掃除や電話番、ホームページ作成などの雑務までこなしていた。当時、この事務所にはカルトな人気を誇るアイドルがおり、新人である倉持の待遇が良くなるハズもなかったが、こういった裏方の仕事を経験したことでスタッフのありがたみを実感したのだろう。

 そんな辛苦を味わってきただけに、倉持のグラビア愛は人一倍強く、そして後輩グラドルたちが置かれている現状を気にかけてもいる。過激化が進むグラビア業界がアダルトカテゴリになってしまっていることに警鐘を鳴らし、注目を集めた。そして、露出合戦になってしまっているグラビア業界を変えるために、それまでは3カ月に1本だったイメージ作品のリリースを一旦ストップ。現状をただ憂うだけではなく、変革の意思を行動でもしっかりと示した。

 倉持は前述の『すっぴん麻雀』の賞金の一部で全自動雀卓を購入しているが、これも他のグラドルを思ってのこと。優勝した倉持には番組を作る権利が与えられたが、自分の家で麻雀を練習して腕を磨き、麻雀番組を盛り上げ、いずれレギュラー化させることでグラドルたちの仕事の枠を増やそうという魂胆があったようだ。

 倉持が企画した番組は、先月22日に『すっぴん麻雀presents ガチンコ脱衣麻雀』(同)という番組名で生配信された。柳いろは(26)、青山ひかる(23)、天木じゅん(21)をゲストに招き、“勝てば脱げる”というルールの、グラドルが魅力をPRするにはぴったりな麻雀番組をプロデュース。結果的に全員がビキニ姿を披露することになり、番組は大盛り上がりとなった。そして、番組の最後に倉持は「脱げない人が出たらどうしよう」と心配していたことを漏らすのだった。

 苦労を重ね、まったく報われなかった時代を経て、ネットやテレビで確実に“話題”を提供し、その結果、多くのグラドル仲間やスタッフの信頼を獲得した倉持。彼女以上に苦労し“がむしゃら”に頑張るアイドルもいるのだろうが、順調な活動を見るに、どうやら彼女にはギャンブルにかぎらずグラドルとしての“ツキ”もあるようだ。

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