レジェンド加藤鷹×3000人を調教した女王様! 最高のセックスについて語る


えり:本当の性の快楽を知っている人は、見た目や表面的なところを褒められても、別に嬉しくないんですよね。

鷹:そうそう。そんな入口の話なんてすんなよって。いかに精神が解放されるかっていうレベルだから。その手段のひとつがSMなんだと思う。もちろん、普通にエッチをするときでも精神性は大事。なんかイヤだなぁとか思いつつ、嫌われたくないから何も言えないとか、そういうレベルで行為をしても解放されないよ。

えり:自分の気持ちの不足部分を埋めるためとか、相手をつなぎとめるための義務になっちゃったら、セックスしても意味ないですよね。単なる快楽なら一瞬くらい味わえるかもしれないですけど、それだけじゃ面白くないですもん。

 
■イケるスイッチなんてない! もっとセックスで溺れるべし

 
鷹:セックスの悩みを聞くと、だいたいの人が「私、一生懸命してあげるんですけど、男の人は気持ち良くなってくれてるんですか?」とか言う。それを聞くと、「そんなこと気にしながらヤッてるの?」って思うよ。探り合いじゃただの作業だよ。「いつまでもセックスに浸っていたいわぁ」っていう感覚が大事でしょ。

えり:ほかにどんな悩みを相談されるんですか?

鷹:一番多いのは、「イッたことがない」っていう悩み。でも、よく聞くと、それじゃイケないよって思う。だって、「私のこれどう? いいの? よくないの? どうなの?」って探りながらヤッてるんだもん。男も「俺のどうだ? いいか? イケるか?」って。

えり:お互いがそんな心境で相手に向かってるんですね。

鷹:セックスは楽しまないと。じゃなきゃ、イケないよ。いかにトロけられるかが重要。イクっていうのは“セックスに溺れる”ことだから。男の中にも、「女にはイケるスイッチみたいなのがあって、そこを押せばOK」って勘違いしているヤツが多いね。

えり:女性経験が少ない男性に多いかも。

鷹:カラダだけの快感を求めるからダメなんだよね。セックスの気持ち良さって、幸福感が大事だから。

えり:セックスはオナニーと違って、相手との精神的なつながりを感じられますからね。

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