■移動の基本は枕下の溝
次に、縦移動をします。空気で膨らますタイプのマットには、頭側と足側に枕がありますよね。商品のタイプによって足枕がないとか、ウレタンマットにビニールが掛かっているタイプなどがあると思いますが、ここでは頭枕と足枕が両方あるものとしてお話しします。
マットの縦移動は、この枕下の溝を使います。この溝に手や足の先を差し込んでおいて、移動したい方向に押すまたは引くことで移動できます。
ここでも、やはり余計な力はいりません。ちょんと押せば思いの外簡単に滑ることができると思います。前回のマットプレイの心得でも話した通り、下側になる人がこの溝に手を入れていると非常に邪魔なので、お相手がそうしているときには、優しく腕を取って枕の上に上げてあげましょう。
マットの上に半身に寝て、女の子の体をナメナメしながら手先、足先で動きたい方向に枕を押すと、それだけで俄然マットらしくなりますよ。ここでは、うまく動くことよりまずは密着を心がけてくださいね♪
■跨るなら無理せずバスタオルを活用して
いざ女の子と合体！ さあ、ここがもうひとつの難関です。膝が滑ると、殿方は腰を振ることに集中できません。膝下がヌルヌルしているだけで、恐ろしく集中力と持続力を欠きます。逆マットが残念な結果になりがちな最大の理由は、マットの上でうまく動けない、腰を振ることに集中できないという点です。
だから、ここは無理せず、バスタオルを2枚ほど敷きましょう。一般の女の子が相手なら、相手も不慣れなので敷いておくに越したことはありませんし、相手が風俗嬢ならムードが壊れるなどという些末な心配をしなくても敷き終わるのを待ってくれます。
バスタオルさえあれば膝は滑らないので、風船の上にいるふわふわ感は否めないものの、腰を振るのに集中できないほどの不自由さではないと思います。あとは、ヌルヌルを堪能した興奮とともに思う様振っちゃってください♪
どうですか、簡単でしょう？ この手順で逆マットをフィニッシュまでこなせたら、女の子の中での貴方のテクニシャン度は格段に上がりますよ！ 滑りに不安のある方は、最初からバスタオルを惜しみなく2、3枚敷いちゃってください！
これは基礎中の基礎なので、逆マットプレイを会得するには、実際にやってみてコツを掴んでもらうことが不可欠です。どんなにすごく見える技も、今日お教えした基本がすべてのベースになっているので、上級者の皆様も、上級者を目指す皆様も、お忘れなきようヌルヌル道に精進してくださいませ。
もう目前のマット日和を楽しんでくださいね！ それではまた来週♪
（文＝茅原まおみ）
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