眩惑の潜入編

【ニッポンの裏風俗】ツウが選ぶ関西の新地二選 信太山新地とかんなみ街

20170301Mcyzo_P52.jpg玄関に正座して見送ってくれる女のコ

 
 ちなみに、女のコの顔見せがない場合の指名方法は「タイプ指名」などと呼ばれ、女のコの好みをおばちゃんに伝えると、おばちゃんがタイプに合う女のコを呼んでくれる。ゆえに、女のコはおばちゃんに気に入られないと、いくら美女でも客を付けてもらえないというわけだ。五大新地の中でタイプ指名は、今里新地と信太山新地の二箇所のみとなっている。

 

20170301Mcyzo_26.jpgアパートというか長屋というか古めかしい建物

 
 信太山新地の発祥は「青線」だと言われているが、尼崎にも同じ青線から今に至る人気の新地がある。「かんなみ街」や「かんなみ新地」または「パーク街」などと呼ばれている。尼崎なので大阪ではなく、五大新地にも入らないが、五大新地を飛び越して遊びに行く男性も少なくない。その理由は、若くてカワイイ子を顔見せで選べ、さらに30分1万円(最近は20分1万円が多数)という安さだろう。

 

20170301Mcyzo_04462.jpg店を覗き込む客。このあと1人が上がっていった

 
 戦後のバラックが化粧をして残ったような2階建ての長屋の1階に、看板もないスナック風の店がズラッと並び、店内で女のコがニッコリと笑っている。字面では飛田や松島と同じような景色を思い浮かべるだろうが、あちらは立派な料亭風だが、こちらは小さなスナック風と、格式があるなら格段に「下」である。

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