しかし、そんな抵抗もむなしく、スグに発射の前兆が訪れやがった。
せっかく彼女の7年ぶりのエッチだというのに、正常位でアッサリ終わってしまっては申し訳なさすぎる!!
イヨちゃんに声をかけ、上体を起こしてもらい、胡坐をかいた筆者の上に跨ってもらって、ピストンを再開だ。
「す、すごい! 奥まで当たってますぅ!」
この座位が気に入ったようで、筆者の後頭部に手を回しながら腰を上下に動かし始めるイヨちゃん。
「あ、またイッちゃいそう…」
「お、俺も限界だよ。い、イクよ」
ふぅ。
座位に変更してから1分ともたずに発射してしまった。相変わらず情けないくらいの早漏っぷりだ。
いつもならしばし余韻を味わってからチンコを引き抜くのだが、この時は様子が違った。
筆者がイッた後も、イヨちゃんは腰の上下運動を止めないのだ!!
これが生挿入からの中出しだったら、間違いなく抜かずの2回戦目に突入していたことだろう。しかし、コンドーム着用のセックスだったので、このままではゴムが外れてザーメンが彼女のマンコの中でこぼれてしまいかねない。
「ちょ、ちょっと、それ以上されたらゴムが外れちゃうよ」
そう声をかけて、なんとか彼女の動きを制止することができた。そして、ゴムが外れないようそっとチンコを引き抜く。
無事に引き抜いた後は、ゴムを外してからチンコの先端をティッシュで拭く。
すると、拭き終わったと同時に、イヨちゃんが筆者のチンコに顔を近づけてきた。
パクっ!!
なんの躊躇もなく、萎みかけのチンコを咥えてきたのである!!
実は、筆者はこの攻撃にめっぽう弱い。滅多にないことだが、これをされると、その場でプロポーズしたくなってしまうのだ!
なんとかプロポーズの言葉がクチから出ないように耐えていると、チンコは彼女の口内で完全にフル勃起状態になった。
「ありがとう、イヨちゃん。またゴムを着けるから、このままもう1回エッチしようか?」
「え? もうできるんですか?」
「うん! だってイヨちゃんがペロペロしてくれたから、完全に復活しちゃったよ」
「じゃあ、またさっきの体勢でシていいですか?」
こうして、ゴムを装着してから再び座位で合体だ。
「じゃあ、イヨちゃんの好きなように動いていいよ」
そう告げてから目を閉じ、またもや般若心経を諳んじ始める筆者。
「あ、またイッちゃうぅぅぅ!!」
イヨちゃんの色っぽい声が少しだけ鬱陶しくもあったが、それでもなんとか集中して、般若心経を3回ほど唱え終わった。筆者の場合、1回唱えるのに3分強かかるので、大体10分が過ぎた計算だ。
気を逸らすのもそろそろ限界だった。彼女の後頭部に手を添え、そのまま後ろに倒し、再び正常位の体勢となって、今度は筆者が腰を振る。
ガガガガガガっ!!
高速で腰を振り、「イグよ!」と告げるのと同時に、2発目をブッ放したのであった。
ふぅ。
休憩を挟まずの連続発射だったが、ゴム内に吐き出されたザーメンは、1回目とほぼ変わらないくらいの量だった。