その後しばし余韻を味わってからチンコを引き抜き、ティッシュで後処理。
「ゴメンね。突然イッちゃって」
「正直、急だったのでビックリしちゃいました」
「だってアンナちゃんがあんなこと言うんだもの」
「え?」
「固いだの、グリグリしてだのって。あんなこと言われたら我慢なんてできないよ」
「えぇっ!? じゃあ私が悪いんですか?」
「あ! それは違う。120パー俺が悪い。ゴメンなさい」
「ふふふ、謝らないでください。すっごく気持ち良くて、感謝の気持ちしかないですから」
「ほ、ホントに?」
「はい。ぶっちゃけ、ショーイチさんとまたシたいと思ってますから」
「ありがとう。すっげぇ嬉しいよ。次はもっと長持ちさせるからね」
「はい。また私のせいにしないでくださいね」
まだ終電まで時間はあったのだが、あえてデートをここで終了することにした。ここで2回戦目を行うより、次に期待を持たせてサヨナラしたほうが2度目のデートの可能性が高まりそうだと判断してのことだ。
その後、連絡先交換を行い、駅の改札口まで彼女を送っていった。
そんなデートの翌日午前10時、アンナちゃんからメールが届いた。
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ショーイチさん。昨日は夢のような時間をありがとうございます。
でも、正直ちょっと困ってます。
もうエッチがしたくてもんもんとしちゃってます。
私ってこんなエッチじゃなかったはずなのに…。
これってショーイチさんのせいですかね?
ちゃんと責任とってくださいね(笑)。
来週の週末、昨日よりもっと早い時間に待ち合わせできそうですが、ショーイチさんの都合はどんな感じですか?
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なんとアンナちゃんのほうから2度目のデートのお誘いが来たのである!!
お、おふぅ。
このメールを読んで、危うくイキかけてしまった。次回のデートも、更に気合いを入れてアンナちゃんをメロメロにする予定の筆者。あわよくば定期的にエッチできるセフレ関係に発展したいものである。
それにしても、彼女のようにナイスバディの女性が40歳になっても独身だなんて…。“少子化問題”を抱える日本にとっては確かに問題かもしれないが、新たなセフレ候補に巡り合えたのは筆者にとって幸運以外のなにものでもないだろう。
(文=所沢ショーイチ)