そして、仰向けで激しい呼吸を繰り返す彼女の身体の上に、布団をかけてあげた。
「たくさんイッてくれてありがとう。ここで少し休憩しようか?」
「こちらこそありがとうですよ。こんなに気持ち良くしてもらって感動しました」
「でも疲れたんじゃない? 久しぶりのエッチだから、身体がビックリしているんじゃない?」
「たしかにビックリですね。セックスでこんなにイッたのは初めてですから」
こうして10分近く休憩してからプレイを再開。今度は筆者が下になる形でのシックスナインをすることに。彼女のマンコから溢れ出る愛液のせいで、クチの周りがアッという間にビショ濡れ状態になってしまう。
一方アンナちゃんのフェラは、正直イマイチだった。こちらが敏感なところを攻めると、すぐにクチを離してしまうので、放置される時間がとても長かったのだ。
まっ、これはコレでありだろう。それだけ感じてくれていると思えば、喜びもひとしおだ。
そして、ようやく挿入タイム。彼女の視界に入る位置でコンドームを装着し、正常位で合体だ。
ここでいつものように早漏発射しようものなら、せっかくの雰囲気がブチ壊しだ。なんとしてでも長持ちさせて格好をつけなければ。
ケツをつねりながら腰を振ろうか? ケツ毛をむしりながら腰を振ろうか? それとも、死んだ愛犬のことを思い出しながら腰を振ろうか?
脳内でアレコレ算段をつけていると、下からアンナちゃんが告げてきた。
「ショーイチさんのすごく熱くて固いですね」
「そ、そうかな?」
「お願い。その固いのでグリグリして」
プツン!
こんなおねだりされたら、後先なんて考えている余裕は消し飛んでしまう。腰を落とし、下からGスポットを抉るような角度で高速ピストン開始!
ふぅ。
ピストンを開始して、数十秒で果ててしまった。アンナちゃんは、筆者の突然の「イグよ!」の合図にキョトンとした顔。
そんな彼女の顔をまともに見ることができず、上半身を彼女に重ねて、顔を横に向けて場を誤魔化す筆者だった。