ポッチャリ痴女専門店


 他店で同じシチュエーションの場合、痴女に見下されていることで興奮を覚えるところだろう。しかし、今回はちょっとだけ様子が違った。急に開けた視界に入ってくるポッチャリ体型のミイちゃんは、なぜか安心感のようなものを与えてくれたのだ。M性感店に通い続けて数十年だが、初めての感覚だった。

 また、乳首などを指で刺激される際にも違いがあった。痴女系の店では、指先で触れるか触れないかの距離で撫でる“フェザータッチ”であることが多い。しかし、ミイさんの場合はプヨっとした感じの指先で、肉感を楽しむという意味では気持ち良かった。

 その後は、通常のM性感店らしく、「こんなに硬くいちゃってイヤらしい子だわ」とか「耳に息を吹きかけただけなのに、いい声出しちゃって…この変態!」といった言葉責めや、イキそうになると手の動きを止める“寸止め”などの展開が続いた。

 しかし、目の前にいるのがポッチャリした女性という現実は、筆者が想像していたよりも強かった。罵倒されても、意地悪をされても、どうしても癒されてしまうことに。目を閉じて言葉責めを受け…とここまではいいが、目を開けるとほっこりしてしまう。

 フィニッシュは、仰向けに寝かされての顔面騎乗。これまでに何度も体験しているが、顔面にかかる太ももと尻による圧迫感は過去最高のものだった。この状態で手コキされたが、圧迫感で苦しさが徐々に増していく中、クラクラしながら果てた。

 最後まで不思議な感覚が抜けなかったポッチャリ痴女。しかし、ジラシと癒しの二重奏はクセになりそうな何かを秘めていた。
(文=子門仁)

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