“尻自慢”な金髪風俗店に潜入!


 その店は池袋を拠点とするデリヘルで、ブロンドギャルが大好物な筆者にとっては、大きなお尻も楽しめて一挙両得だ。指定の時間にホテルで待っていると、チャイムが鳴った。

「チェリー、デス! ヨロシクオネガイシマス!!」

 ブロンドのロングヘアーが美しいアメリカ出身の女性だった。年齢は28歳とのことだったが、肉づきからして、30代半ばといったところ。大人の女性の雰囲気で、ブロンドの髪から漂ういい香りも魅力的だ。アメリカンポルノの世界に引き込まれたように感じた。

 彼女もそれを分かっているのか、筆者に人差し指を立たせて、そこに金髪を巻き付けながらキスをしたり、振り向いて尻を押し付けながらキスしてきた。

 シャワーでも、「ワタシノ、オシリ、アライナサイ!」と大きな尻をクイッと突き付けてくるチェリー。そして、泡だらけになった尻を押し付けて、筆者の腕や背中を洗ってきた。

 
ボディ洗いならぬヒップ洗いだ!

 
 このシャワータイムだけでもお腹いっぱいな筆者。金髪と尻を同時に楽しめるというコンセプトは気に入ったが、その後に、ちょっとした落とし穴があった。

 それは、ベッドに移ってからのことだった。キスからの全身リップと、オーソドックスなプレイだ。ちなみに、フェラはオプションだった。欧米はオーラルセックスに積極的ではないので、国民性は感じたが、これが落とし穴ではない。

 局部への責めは基本的に手コキということで、チェリーさんは、まず筆者に背中を見せる背面騎乗位の体勢で素股をしてきた。

 激しく腰を振ると同時に揺れる長いブロンドの髪。なかなかセクシーだ。これをもっと堪能したかったが、彼女は尻の位置をずらし、筆者の顔を覆った。

 
顔面騎乗手コキだ!

 
 グイグイと押し付けられる圧迫感は、さすが巨尻と満足できたものの…最初だけだった。

 まず、尻肉で顔を覆われるので、当然のことながら目の前は真っ暗だ。その結果、もうひとつのお目当てである金髪を見ることができないのだ。

 それならば、とM性感に来た気分で顔面騎乗手コキでフィニッシュを迎えようと思った。M性感といえば、痴女の言葉責めが大きなポイントになる。しかし、チェリーさんは日本語が堪能ではないのか、無言で黙々とシゴくだけ…。部屋にはローションのクチュクチュという音が響くのだった。
(文=子門仁)

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