「いま、全部入っちゃったよ」
「そ、そうなんですか?」
「なるべく痛くないように動かすけど、我慢できなくなったら教えてね」
「はい」
ミチルちゃんの膣の内部の角度と筆者の愚息の角度を調整しながら、ゆっくりと腰を動かす。できるだけ膣口に負担がかからないよう、慎重に愚息を出し入れする。
いつもなら挿入して10数秒で発射の前兆が訪れるのだが、余計な気を使い過ぎているせいか、なかなか兆しが見えない。昨夜興奮しすぎて一睡もできなかった影響もあるのだろう。
苦痛をこらえるように眉間にシワを寄せ、目をギュっと閉じているミチルちゃん。そんな彼女の顔を見ていると、ますます焦ってしまう。
そんな最中、ミチルちゃんが目を開け、語りかけてきた。
「ね、トコショーさん。キスしてくれますか?」
「う、うん。いいけど、痛くない」
「キ、キスしてれば大丈夫そうです」
ウヒョーっ!
19歳の小娘が、処女を失っている最中にキスを求めてくるだなんて! トコショー、幸せ!!
濃厚なディープキスをしながら、腰を振ること数回…。
ふぅ。
やはりいつもの愚息であった。好みの女性相手の場合、キスしながらピストンすると三擦り半で発射してしまうのだ。
ま、結果オーライだ。ダクダクとゴム内にザーメンを吐き出しながら、ミチルちゃんの甘い唾液を思う存分堪能した。
こうして、無事に貫通の儀式は終わった。愚息を引き抜くと、ゴムの先っぽが真っ赤な血で染まっていたのが、なんとも印象的だった。
その後、シャワーを浴び、帰り支度をしながら感想を聞くことにした。