【ネットナンパ】18歳の書き込みが激増中! やってきたのは“ふくよか過ぎる”おデブちゃん

 喫煙所から靴屋に行くには、新宿通りの横断歩道を渡らねばならない。歩行者用の信号が赤だったので、立ち止まって待っていると…。

 筆者の斜め前に、あらかじめメールで聞いていた服装の女性を発見した。

 
オーマイがッ!

 
 なんたるおデブちゃん!! ボンレスハムみたいなシルエットで、ミシュランマンみたいな体型だ。

 
や、やばス…

 
 どうか、このボンレスがイズミちゃんではありませんように! そう願ったのだが、特徴のある服装だったのでまず間違いないだろう。

 急用ができたとか嘘のメールをして逃げてしまおうか…。だが、せっかくの18歳だし、ライバル5人を蹴落として勝ち取ったデートでもある。

 覚悟を決めて彼女に近づき、声をかけようとした。しかし、イズミちゃんは手にしていたスマホに夢中なようで、周囲のことは眼中にない様子だった。

 ここで声をかけて驚かせるのはよくないと判断し、靴屋の前まで彼女の斜め後ろのポジションをキープしてついていくことに。

 そして靴屋の前に到着。イズミちゃんは辺りをキョロキョロと見まわしたかと思うと、またスマホをイジり始めた。

 “到着しました”というメールでも送ろうとしているのか? しかし、後ろからそっと覗くと、画面に映っていたのは、なにやらファンシーな色で構成されたゲーム画面だった。

 どうやら、筆者が到着するまでゲームで時間を潰そうということらしい。あまり待たせてはいけないと覚悟を決め、背後からトントンと軽く背中を叩いて声をかけた。

 
「お待たせイズミちゃんだよね?」 
 
「あ。はい。そうです」 
 
「さっき【ワクワクメール】で約束させてもらったショーイチだよ。今日はよろしくね」 
 
「あ、はい。どうも」

 
チッ!

 
 なんて礼儀のなっていないコなんだ。こうやって筆者が話しかけているのに、彼女はスマホを手にして画面をチラ見しながらの受け答えだ。

 親の顔が見てみたいもんである。ま、きっと筆者より年下の親なんだろうけど。

 
はぁ。帰りてぇなぁ…

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