【世界一周エロ旅】ブラジル・リオデジャネイロの世界最悪スラム売春街に潜入(前篇)


【異臭が漂う建物内に小さなバーが密集】

 
 恐怖心をやり過ごし、ぼくたちは向かいの小汚い酒場でビールを飲みながら様子を伺うことにした。

 早速売春婦が寄ってきて話しかけてくる。尻が異様に大きい黒人の2人組だった。ポルトガル語はほとんどしゃべることができないので、うまくコミュニケーションがとれない。

 彼女たちをやり過ごしながらメインの建物を見ていると、男たちが頻繁に出入りしていた。

 

Mcyzo20160807IMG_5216.jpgタクシーが通った瞬間に隠れて撮影した写真

 
 意を決してその建物に潜入した。

 ツンと鼻をつく臭いに気がついた。吐瀉物、糞尿、アルコールが交ざったような、不快な臭いが建物中に充満している。

 とても売春宿とは思えない…。

 建物内は薄暗く、通路脇には小さなバーが並んでいる。各バーには際どい服装をした嬢がいて、中で客と話したり入り口で客引きしたりしている。

 1フロアーに小さなバーが20件程。ひとつのバーに嬢が3~4人といったところか。

 奥には売店もあって軽食や飲み物を買うこともできるが、この異臭の中でどうやって飲み食いができるのか不思議で仕方なかった。

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