稼ぎのいい旦那を持つ女性タレントが贅沢な生活ぶりを披露すれば、視聴者から反感を買いそうなものだが、ネット上を見るにネガティブな意見はほとんどない。それよりも、「すごい美人だ」「スタイルも抜群」「こんなキレイな奥さんがいる藤沢とおるが羨ましい」などと、藤沢のビジュアル面を称賛する声が相次ぐこととなった。中には藤沢を初めて見たという人もいるが、今回の番組によってファン層の拡大に成功したと言えそうだ。
「お世辞にも一般的な知名度が高いとは言えない藤沢あやのさんですが、特撮ドラマ『仮面ライダー龍騎』（テレビ朝日系）のヒロイン役を務めたこともある。バラエティにも顔を出しており、『踊る！さんま御殿!!』（日本テレビ系）などの人気番組への出演経験もあります。結婚する前の芸名は“杉山綾乃”で、2012年の復帰時に“藤沢あやの”に改名しているため、今回の番組を見たファンの中には、『ライダー龍騎』のヒロインだと気づかなかった人もいたようです」（ネットライター）
番組のラストでは、心理分析の専門家たちによって「嫁の鑑」と言われた藤沢。トーク中、彼女は夫のイヤなところとして、「漫画家のくせに、人の顔（似顔絵）が描けない」と話していた。この「くせに」という表現は、犯罪心理学者によると「本質を見抜いている証」で、夫を理解している彼女は家庭を切り盛りすることに長けているはずとのことだ。視聴者からも好評を集める彼女は、美しき良妻賢母としてメディア露出を増やすことになるのかもしれない。
（文＝愉快）
