指原莉乃が「気持ち悪い」と東大美女ツアー批判…それを発端に「アイドルとは何なのか」と議論勃発


 この意見に対して指原は「アイドルのツアーは、参加者がその人のことを知っていてファンとして参加している」と主張。さらに「自分たちを上に見ているわけではないんですけど、性格とかが好きでファンになってくれる人と、見た目だけでどんな女の子でもいいからというのは違うと思います」「私たちはCDを出して音楽の話もできる。(共通の話題が)何にもない普通の女の子にお金を払うのと、アイドルは話が違う」と持論を展開した。

 一方で指原は利用客に対しても「キャバクラ嬢の方みたいに接客態度がちゃんとしているわけでもない普通の女の子と旅して何が楽しいんだろう」と疑問を呈し、東大美女たちは水商売ともアイドルとも違う「普通の女の子」であるとしている。

 この指原の主張にネット上の視聴者たちは賛否両論。「似たようなことやってるのに自分たちは特別って思ってそう」「同じCDを何十枚も買わせるAKB商法の方が気持ち悪い」「美人東大生への嫉妬と縄張り争いにしか見えない」といった批判的な意見が多数上がっており、その一方で「さすが指原は本質を突いてる」「プロのアイドルと隣に座るだけの素人を同じに見られたら嫌に決まってる」などと同調コメントも少なからずある。

「東大美女たちも誌面に登場していたわけですから、アイドルとどれほど違いがあるのかは微妙なところ。また、比較対象の一つに上げていた水商売の世界などでは『素人』『新人』といった“つたなさ”が逆にセールスポイントになる場面もある。何に魅力を感じるのかは人それぞれですから一概に『素人だからダメ』とは言えない。しかし、指原は自ら『ブスキャラ』を名乗りながらAKBグループの頂点に立つなど、容姿だけではない要素でファンの支持を得たというプロとしての自負があるのでしょう」(アイドルライター)

 HIS側は「当初のメインターゲットは家族連れだった」と釈明し、セクハラ騒動は想定外だったとしている。だが指原の発言を発端に「アイドルとは何なのか?」といった別角度の議論にまで発展しており、今後も波紋が広がっていきそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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