指原莉乃、安倍首相の前で「身体の限界くるまで産みます」発言! 賛否よそに“世渡り力”に絶賛の声


 安倍首相は一連のトークで指原を気に入ったのか、番組の最後に「出演者の中で一番政治家に向いているのは?」と問われると指原を指名。「指原さんの反応を見ていて、ざっくばらんに言いたい放題言っているようで、超えてはいけないところを超えない」とベタ褒めし、政治家としての資質を認めた。

 このやり取りが放送されるとネット上では賛否両論。ファンから「さっしー偉い」「国のことまで考えてるなんてスゴい」「政治家になれるよ」といった称賛が巻き起こる一方、他の視聴者からは「安倍首相のご機嫌取りか」「おべっかにも程がある」「なんで女性が身体を犠牲にして国に貢献しなきゃいけないの」といった批判も発生した。

「指原に限らず、この日は松本が『小学生ぐらいの時に僕のおじいちゃんは亡くなったんですけど、おじいちゃんたちが守ってきた日本が大好き』『どこの国にも指図されたくないし、もうどこの国にも謝ってほしくない』などと安倍首相好みのコメントを連発。他の出演者たちも安倍首相にすり寄り、さながら“接待番組”のようでした。番組の在り方としては賛否あるでしょうが、その空気を察知して最も安倍首相を効果的に喜ばせる『子作り』アピールをした指原はさすが。世渡りの上手さはアイドル界のみならず、芸能界随一といってもいいでしょう」(芸能関係者)

 番組の空気を察しただけでなく、安倍首相に好印象を与えることはAKBグループ全体のメリットにもなるという。

「かねてからAKBグループは2020年東京オリンピック開会式への出演が予想され、大会組織委員会理事でもある総合プロデューサーの秋元康氏が否定したものの、いまだにウワサは絶えません。もし開会式には出演しなくとも、AKBグループはASEAN首脳会議の晩餐会でパフォーマンスを披露するなど政府とベッタリの関係。各テレビ局が予算削減の波に苦しんでいる今、政府や自治体関連の仕事に食い込めば大きな恩恵があります。さらなる政府との関係強化には安倍首相にメンバーを印象付けることが効果的ですが、それをいとも簡単にやってのけた指原は本当に政治家の資質があるのかもしれません」(前同)

 もともと「ブスキャラ」を名乗りながらAKBグループの頂点に立つなど破格のアイドルだった指原だが、一体どこまで上り詰めようとしているのか。あらためて末恐ろしい才能の持ち主であると認識された一件といえるだろう。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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