【着エログラドル社長・植松やすかのぶっちゃけトーク】

売れないアイドルたちの秘密のアルバイト…ゲスすぎる「ギャラ飲み」の実態とは

c01_uematsu.jpg植松やすかプロフィール写真

【着エログラドル社長・植松やすかのぶっちゃけトーク】
■第一回『「指1本でどうやって乳輪を隠すんだよって…」 着エロアイドルから芸能事務所社長に転身した植松やすかの業界マル秘話』はコチラ
■第二回『Tフロントからピンクローターまで…知られざる着エロDVD面接現場の“リアル”!』はコチラ

 地下アイドルとしてデビュー後、水着グラビア、着エロと経て、現在は芸能プロダクション「株式会社U.MRK」の代表を務める植松やすか。前回は、当事者だから知る“着エロDVD面接現場”を語ってもらったが、今回は「駆け出しのアイドルたちのアルバイト事情」について話をうかがった。

──アイドルのお金事情について教えてください。実際、デビューしたてのアイドルには、いろいろな苦労がありますよね?

植松「アイドルのお給料のほとんどが『歩合制』です。そして、毎日仕事があるわけではありません。ましてや今はアイドル戦国時代といわれていますからね。不景気のせいか仕事量も減り、一回あたりの仕事の金額も落ちてきています。それに、やっと仕事が入ってもお金は事務所と折半することが多い。そういったことから、この世界の芸仕事だけでは家を借りることはもちろん、ご飯を食べることすら満足にできないんです。ちなみに、家を借りる時の審査は非常に通りにくい(笑)。私は、タレント業だけだったころ、クレジットカードの審査に何度も落ちています」

──そうなると、アルバイトは必須ですね。

植松「アルバイトをするか、親に食べさせてもらうか、お金持ちのパパを作るか、羽振りのいい彼氏を捕まえるか…それしか生きて行く術がありませんからね。私は実家住まいだったので、家賃はかからなかったものの、携帯代や交通費などは自分で稼がなくてはいけませんでした。だから、いろいろなアルバイトも経験しました」

──具体的にはどんなバイトなんですか?

植松「この業界のお仕事は、『明日オーディションに行ってきて!』だったり『来週の水曜日なんだけど…』みたいな急な仕事が多いので、一カ月先のシフトを提出しなきゃいけないコンビニや居酒屋のアルバイトだと、すぐにクビになっちゃうんです。だから、当時の事務所が経営していたラウンジとか、もちろんキャバクラのアルバイトをやってました」

──そうか、シフトがきっちり組まれるようなバイトができないんですね。

植松「そうですね。後は、ちょっとした夜のアルバイトをやっていました。お店に在籍するのではなく、ギャラが出る飲み会、通称『ギャラ飲み』で小銭を稼ぐというやり方ですね。一応、タクシー代という名目で女のコにギャラが渡されるんですが、ほとんどのコは終電までに電車で帰る。だから、そのタクシー代は丸々儲けになります。金額の相場は、そのコのビジュアルや知名度によってまちまちでしたが、1回で1万~5万円くらい。トップクラスのアイドルなら、それこそ何十万と出ていましたね」

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