「視聴率的にも絶叫調な『あさが来た』からは、ヒロインの波瑠さんをはじめ、“五代様”ことディーン・フジオカさん（35）が大ブレイクを果たすなど、キャストにも大きな注目が集まっている。その中で主人公・あさの一人娘である千代を演じる小芝さんも評判を呼んでいます。
千代は“素敵なお嫁さん”になることを夢見る少女で、銀行経営に取り組みながら、女子大設立に向けて精力的に動き出す母とは対照的な側面を持っている。成長するにつれて、母娘間の溝は深まる一方で、ことあるごとに母に反発しています。しかし、その反面、祖母役の風吹ジュンさん（63）との絡みでは、子どもらしい素直な笑顔を見せる。このときの彼女は、母と激しいバトルを繰り広げる少女とは思えないほどの純情な姿を披露しています。しっかりとセリフや感情を使い分けているところが、演技面での高評価につながっているのでしょう。
特に、ラサール石井さん（60）演じる萬谷与左衛門が、逆恨みからあさを包丁で刺した回は見応え十分だった。この衝撃的なシーンの前には母娘バトルも激しさを増していたのですが、あさが入院して生死をさまよっていることを知った千代の思い詰めた表情と、回復した母と交わした会話には胸を打たれた人も多かったはず」（芸能ライター）
国民的ドラマで活躍する注目女優の初写真集となれば、当然のようにヒットを飛ばしそうだ。しかし、そう簡単にはいかないのかもしれない。というのも、小芝と同じ3月発売の写真集には、注目度の高い作品が並んでいるのだ。
3月22日には、HKT48・指原莉乃（23）の『スキャンダル中毒』（講談社）が発売。この指原の後輩であるHKT48・朝長美桜（17）も水着ショット満載の『日向』（前同）を30日にリリースする。朝長の作品は、Amazonのタレント写真集ランキングで指原を上回ってトップ（2月23日20時現在）を獲得しており、アイドル界屈指の“童顔巨乳”への注目度は高い。その上、若手女優の中で飛び切りの存在感を放つ広瀬すず（17）のフォトブック『17才のすずぼん。』（集英社）の発売も19日に控えている状況だ。
話題の朝ドラで知名度と人気を高める小芝。そんな彼女の初写真集には大きな注目が集まっているが、その発売時期には多くの強豪がそろってしまった。だが、勝気なセリフと純情な表情で朝ドラファンを魅了する彼女は、写真集でも新たな一面を発揮していることだろう。いい意味で期待を裏切ってくれることを期待したいところだ。
（文＝愉快）
