AKB48『君はメロディー』のMV再生回数100万回突破! センター・宮脇はレジェンドメンバーを越えられるか


「最新シングルのMVで監督を務めたのは、10年の夏に発売された『ヘビーローテーション』と同じ蜷川実花さんです。ヘビロテのMVといえば、メンバーがセクシーなランジェリー姿で奔放な魅力を発揮しており、従来のアイドルイメージを塗り替えたとも言われるほどの作品。そのインパクトは絶大で、公式チャンネルの再生回数は現時点で国内最高記録となる1億1000万回以上を記録しています。

 今回のシングルでも、蜷川さんらしい鮮やかな色彩が特徴的な仕上がりとなっており、さまざまなメディアが『ヘビロテを彷彿とさせる』と伝えました。これにファンの期待も大きく膨らみ、再生回数につながったのだと思います。また、ヘビロテのときに披露された“まえあつ&ゆうこ”のキスシーンが、今回のMVにもあると知り、『それは見逃せない』と思った人も多いようです」(前同)

 このところのAKB48は、世代交代が本格化しつつあると言われている。そうした中で、卒業メンバーに注目が集まることには、複雑な思いを抱くファンもいるようだ。

「OGの存在が取り上げられることの多い最新シングルですが、あくまでもセンターに抜擢されたのはAKB48とHKT48を兼任する現役の宮脇咲良(17)で、彼女には運営サイドも大きな期待を寄せている。本人もヤル気は十分で、昨年の『AKB48選抜総選挙』で自己最高となる7位に選ばれた際には、『来年は1位の席に座って、誰も見たことのない新しいAKB48をつくりたい!』と力強く宣言しています。

 また、今月10日には宮脇の所属するAKB48のチームAが、秋葉原の常設劇場で約5年半ぶりとなる新公演『M.T.に捧ぐ』の初日を迎えた。この『M.T.』とは、4月に卒業する高橋みなみのことで、チームAには彼女から総監督を継いだ横山由依(23)もいる。そのため、この新公演はAKB48の第二章の幕開けとも言われています。そんな大事な舞台で、宮脇も王道アイドルソング『夢でKiss me!』を歌い上げて存在感を示していました。そんな宮脇にはファンも熱い視線を送っていますから、OGが目立っている最新シングルのMVには不満の声もあります」(アイドルライター)

 現在のAKB48グループには次世代のエースと呼ばれるメンバーも多い。その中でも宮脇は大本命といえそうだが、彼女が新エースと呼ばれるための最大の壁はOGたちなのかもしれない。
(文=愉快)

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