風俗業界にも中国人“爆買い”の波が来ていた!

ThinkstockPhotos-178602117.jpg※イメージ画像:Thinkstockより

 気がつけば、今年も『ユーキャン新語・流行語大賞』の候補が発表され、年の瀬が近づいていることを感じる季節になった。

 今年もさまざまな流行語が生まれたが、そのひとつに『爆買い』がある。

 今さらではあるが、『爆買い』とは、主に中国人観光客が商品を大量に購入する様子を指す俗語のこと。特に2月の春節休暇に来日した中国人の大量購入が注目を集めている。

 日本の経済効果への影響も大きく、ビジネスチャンスにもなっているが、中国人観光客のマナーや感情論が入りまじって、必ずしも歓迎されているワケではないようだが…。

 そんな爆買い客は風俗店にも押し寄せてくるようだ。

 先日、都内の某ファッションヘルスの取材をしていたときのこと。世間話の中で“爆買い”の話題になると、取材相手のナナセちゃん(22)が、「うちのお店も爆買いしてくれるお客様がけっこう来るんですよ」と教えてくれた。

 ナナセちゃんは、今年の2月以降、ひと月に1、2度の割合で外国人観光客の相手をするそうで、そのほとんどが中国人だという。風俗店によっては、「外国人の利用禁止」を明記しているところもあり、読者の中には「外国人は遊べないのでは?」と思う人もいることだろう。では、なぜ禁止なのか?

 まず、“言葉の壁”によるコミュニケーション不足を心配してのことだと思われる。日本のファッションヘルスなどにおける口内発射や手コキといったフィニッシュは、世界的に見るとかなり特殊で、それなりのコミュニケーションがないと成立しない部分もある。外国で風俗といえば、いわゆる本○が通常であり、ファッションヘルスでもそれを迫ってくるケースも多いという。しかし、いくら説明しようとも言葉が通じなければ難しく、それゆえ「外国人の利用禁止」を謳うことになるのだろう。

 しかしながら、外国人のお客さんを受け入れる風俗店もあり、ナナセちゃんが在籍しているファッションヘルスもそのうちのひとつ。スタッフさんに受け入れた理由を尋ねたところ、「ビジネスチャンスだと思った」とのこと。店舗型風俗店でもあり、万が一トラブルがあったとしても、スタッフがすぐに部屋に駆けつけることができるため、門戸を開いたという。

 また、サービス内容の但し書きには中国語版も用意して、受付時に一読させることを徹底しているとのこと。ほかに英語版と韓国語版もあるようだ。

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