SMの女王様を本気で怒らせるとどのくらい怖いのか ~ナメた客への教育~


 最後に、今から6年前のM男くんのお話。体格がガッシリした、いわゆる格闘家系の男がお客になり、最初はおとなしくレン女王様の調教を受けていたという。すると彼は「俺、レンさんが好みのタイプっす!」と、馴れ馴れしい態度になったかと思えば、いきなり、「フェラしてくんない?」と切り出してきたという。

 もちろん、女王様がM男に対してフェラをするわけがない。無視をして調教を続けていると、男は豹変。強引にレン女王様を押し倒し、隆起したイチモツを彼女の口元に近づけた。ちなみにレン女王様はスリムな美人なので、抵抗できるわけもなく…。

「ある作戦を思い浮んで、あえて、口に入れてやったの。ホントはさ、最初、噛みちぎってやろうかと思ったけどね(笑)。そんなことしたら、絶対に友達から“アベサダ”って言われるじゃん?」

 …止めた理由はそこですか? レン女王様は美人ではあるが、素になるとどこか天然なところがある。それで、レン女王様は“あえて”しゃぶった。妖艶な笑みを浮かべてスロートした。M男にはタマらなかっただろう。瞬く間に射精したそうだ。

「それで、キスすると見せかけて、ザーメンをそいつに口移しにしてやったの。吐き出した後に有無を言わさずに鼻をつまんで、口を押さえたら、“うっ!”ってなって飲み込んじゃって(笑)。ザマァミロやわ(高笑い)」

 ちなみに、リアクションとしては、最初はキョトンとしていたのだという。しばらくして、なにをされたのか気付き、洗面所でゲーゲー嘔吐いていたそうだ。しかし、レン女王様は背後から近付き、ケツを蹴りあげたという。

「犬みたいに“キャイン!”って感じで悲鳴を上げて…。さらにタマキン蹴り上げて、部屋を出たわ」

 聞いている分には痛快だが、オンナって、いや、女王様って怖い! ということで、女王様にはとくなく素直に服従するべきなのである。
(文=子門仁)

men's Pick Up