還暦以上しか在籍していないデリヘル!? 酔った勢いで突入し…


 これは酔った勢いでしか行けないと思った筆者は、後輩Kに「ジャンケンで負けたほうが、今、出勤している中で最高齢を相手にする。勝った方は二番目に年上を指名!」というルールを提案してしまった。いずれにしても背負うリスクは大きいが、筆者は勝った。負けるよりはイイが、それでも1位との大差はないだろう。そう思いつつ、店に電話をした。

 「そちらの店で一番目と二番目の高年齢でお願い」というオーダーに対して、お店側は明らかに戸惑っていた。それでもスタッフ氏が「最高齢の方の年齢は…」と言い出したので、「ネタバレはやめて!」と年齢は聞かなかった。ちなみに、当然のことであるが、皆さん実年齢で在籍しているとのことであった。

 筆者のお相手として部屋にやってきたのは、トキさん(仮名)。そして、気になる彼女の年齢は、68歳だった。「こんなおばあちゃんでよろしいの?」と聞かれたが、今さらキャンセルはできない。そして…プレイもできない。いや、できる自信がないといったほうが正しいか。

 それでも一応、マナーとしてトキさんに言われるがまま服を脱ぎシャワーを浴びようとしたが、「酔ったまま熱いお湯をかぶるのは身体に毒ですよ」とたしなめられる。まるで本当の祖母のようで、少しジーンときたのは、やはり酔っていたからだろう。

 そして、この酔っていることを理由に、筆者は「泥酔し過ぎて…勃起しそうもないっす!」と、おどけ気味に詫びた。すると、トキさんも分かっていたかのように優しく「そういう人、多いんですよ」と微笑んで、「お金をムダにしないためにも…」とひざまくらに誘ってきた。聞けば、基本的にはマザコンの客が多いようで、時間内、ずっとひざまくらで過ごすというパターンも少なくないという。つまり、大抵の客が勃起をせずに、お話に終始するということだ。

 もちろん、中には猛者(?)もいて、雄々しく隆起するお客さんもいて、その際には「受け入れます」とのこと。しかも、ナマでもOKだという…。なんだか深い世界だと感じてしまうのは、筆者が酔っていたからだけではないだろう。結局、90分で15,000円というコースを“ひざまくらでトーク”で終わらせた筆者だが、最後のほうは酔いが回って意識が朦朧というか、ほとんど寝ていたようなものだった。

 さて、気になるのはKのお相手だ。その日の出勤者の中で最高齢だった女性の年齢である。

 「………(しばしの沈黙)79歳でした」と話すKの瞳が、心なし潤んで見えたのは気のせいだろうか? もちろん、勃起はしなかったそうだが「ガマン汁止まりでした」とのこと。それでもガマン汁を出したのかと、後輩を思わずリスペクトした筆者だった。ちなみに、その店はプレイ後に女性と別れる際に「また指名してくださいね」とは言わないそうだ。理由は…推して知るべしだ。
(文=子門仁)

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