菊地亜美、がっつきキャラから脱却!? 純朴な妖怪に扮して好感度アップ


 園児たちと可愛らしいやり取りを見せた菊地は視聴者にも好評で、「幼稚園児との絡みが新鮮」「見ているだけで癒される」「菊地のことが好きになった」などの声が寄せられている。菊地自身は着ぐるみを着ていたため姿を見せているワケではないが、それがかえって園児たちと自然体で接する姿を際立たせたようだ。

 アイドリング!!!在籍時から、バラエティ番組では率先して前へ出ていく“がっつきぶり”を発揮し、知名度を高めたと言っても過言ではない菊地。時としてその言動が誤解を招き、菊地に対してマイナスなイメージを抱いてしまう視聴者も多い。しかし、今回の放送では園児のことを第一に考え、あくまでも妖怪である彼女は控えめな印象だった。それが新たな一面として視聴者に受け入れられたのだろう。

「アイドリング!!!を卒業をした後もバラエティ番組に出演する機会の多い菊地さんですが、その人気を支えているのは、若手の女性タレントの中でも話題になるほどのプロ意識の高さ。菊地さんは収録後の反省会はもちろんのこと、出演番組はすべて録画してチェックし、なおかつ出演者の発言を一言一句書き起こして『ここで話に入っていけばよかったのか』と具体的なシミュレーションまで考えるそうです。その意識が仕事に生かされているのは言うまでもありません。

 ただ、そうした積極性が裏目に出てしまうこともあります。それが一部の視聴者に『出しゃばっている』という印象を与えてしまっているのでしょう。番組を盛り上げるためであれば、下ネタや毒舌トークも臆することなく披露するので、下品に映ってしまうこともある。その点、幼稚園妖怪のロケは、いい意味で菊地さんの前へ出ていく姿が緩和されていて、そこに素直さや純朴さといった、これまでになかったイメージが生まれているのだと思います」(芸能ライター)

 もともと子ども好きであると語っている菊地にとってもロケは楽しいものだったに違いない。その上、好感度が上がったとすれば、彼女にとって最高の仕事といえそうだ。

 よくバラエティの世界では鉄板ネタとして「グルメ」「動物」「子ども」が挙げられるが、その一角である子どもとの相性がいいところを見せた菊地。ただ前に出るだけではないタレント性を見せた菊地の活躍の幅はさらに広がったといえるのかもしれない。
(文=aiba)

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