さらに、「欲しいでしょ？」と腰を下ろしてきたノア女王様が、途中でピタリと動きを止めて、「やっぱ、あ～げない！」と小悪魔のような笑みを浮かべ、再び腰を上げた。そして、腰を上げると再び、途中まで下げて「欲しい？」と聞いてくる。筆者は「はい、欲しいです！」と言ってみるが、その都度、「おあずけぇ～」と腰を上げるが…。
筆者は異変に気付いた。ノア女王様の額にうっすらと汗が浮かんでいる。まぁ、そりゃそうだ。ウエイトトレーニングに少しでも詳しければ分かるが、ノア女王様が筆者にアソコを見せ付けるように腰を上下させていた動きは、ハーフスクワットというトレーニング方法に似ているのだ。彼女の細いカラダにはこたえるハズである。ここで思ったのだが、これでは筆者がノア女王様を責めているようではないかと…。SとMが逆転である。
事実、力尽きたという感じで、筆者のおでこのペニスバンドに自分のアソコを押し込んだノア女王様。そして、自分で腰を動かしつつ、手コキでイカされたが…筆者にとっての最大の拷問は、この後に待っていた。
プレイが終わり、帰り支度をしていた時に鏡を見て、思わず「あっ！」と声を上げてしまった。おでこにクッキリとペニスバンドを装着していた跡が！ あまりにもシッカリと跡がついているので、こすっても、なにをしても消えない。結局、コンビニでタオルを購入し、頭に巻いて帰宅したが…2日ほど、おでこに思い出として残っていたのであった。
（文＝子門仁）
